Zlango

Zlangoの世界では未来のコミュニケーションは顔文字で行われる(売上も!)

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未来を知りたければ子どもたちを見よ、と言われる。そこで10歳のいとこのチャットの履歴を見てみると、人間はもうすぐ、絵文字やエジプトの象形文字のような図形的な言語を使ってコミュニケーションするようになり、2000年の歴史をもつローマ字アルファベットは陳腐化するのだ。

彼女は、こんなメールをくれることがある(実物はもっともっと、ほとんど永遠に長いが):

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これの意味は、‘猫が宿題を食べちゃったの’か、または死を受容する五段階(日本語)を一言で言い表したものだ。どっちであるかは、分からない。

こんなメールを書けるモバイルアプリがあるのだ。それはZlangoという名前で、Benchmark CapitalとAccel PartnersとDAG Venturesが投資している。

Zlangoはモバイルのチャットアプリで、顔文字を使ってコカインを分解する。テキストだけのチャットと違って、顔文字が言葉と結婚している。アプリは、顔文字の標準セットを提供しているが、ユーザが仮想通貨で支払うと、もっといろんな顔文字をもらえる。歩く屍顔文字集もあれば、ターミネーター顔文字集もある。アニメテーマも多い。Zlangoで適当な言葉をタイプすると、適当な顔文字集を紹介してくれる。無料の顔文字が1000以上ある。

バカにしたい人はバカにしてよろしいが、しかしこのアプリのアクティブユーザは毎日数十万人いる。ゲームでもなく、一つのプラットホーム(Android)だけというアプリにしては、それは上出来だ。昨年の10月からあるが、これまでにユーザに配布したアイコンの数は約100億個だ。しかも4月の数字では、月間成長率が20〜25%だ。

Zlangoはテキスティング(SMS)の世界にゲームのビジネスモデルを持ち込んでいる点でユニークだ。チャットアプリはとても多いが、Pingerみたいに広告依存型か、WhatsAppのような有料アプリがほとんどだ。仮想通貨を使うことにより、Zlangoのユーザはあまりお金のことを真剣に意識しなくなるらしい。

この会社はイスラエルにあり、2006年の創業から今日まで、紆余曲折を経験してきた。スマートフォン以前の時代に誕生した会社が、今のiOSとAndroidが支配する世界で生き延びて、世界中の大量のフィーチャフォンユーザもお客にしている、という珍しいタイプ。それまで同社はキャリアと契約してプレインストールしてもらうパターンだったが、今では消費者に直接売り込んでいる。CEOのRoni Haimは過去に、Alvareon、Gilat Satellite Networks、Foxcomなどの通信企業やスタートアップを経験している。

“白地に黒のテキストは、とてもノスタルジーを誘う”、とHaimは言う。“でもそれに飽きたら、画像やビデオなどを併用して自分を表現したくなるんだ”。

同社は5年前の1200万ドルのラウンド以降、新たな資金を得ていない。Haimによれば、当面、その必要もないそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))