iPad向け楽譜アプリのpiaScoreは首を振ると楽譜のページをめくってくれる

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ピアノの演奏を練習する際に鍵盤を高速で弾きながら楽譜をめくる演奏者を見ていると、面倒そうに見える。だが実際のところはどうなんだろうか。スムーズに楽曲を演奏し続けるには、鍵盤から手を離さずに済むのがいいわけだが、ピアノ演奏者にとっては朗報だ。今日新たにバージョンアップしたiPadでの楽譜ビューアーアプリのpiaScoreは譜めくりを鍵盤から手を離さずに可能にしてくるという。

2010年12月にリリースされて以来、累計4万ダウンロードを達成しているこのアプリには楽譜閲覧の機能とメトロノームといった演奏や練習に必要な機能が備わっている。楽譜だけでは練習が難しいため、Youtubeからその曲の演奏をしているピアニストの動画を埋め込むこともできる。特にユーザーから支持されている機能は高速な楽譜めくりだ。画面をスワイプするだけで次のページへ移動できるスムーズさはスマートフォンを持っている人であれば想像がつくだろうが、紙の楽譜とは格段に違う。

紙の楽譜を片手でめくることは大変だが、iPadで次のページに移動することは簡単だ。これら既存の機能は演奏者からの評判がとてもいいそうだ。他にも楽譜にコメントを書き込む機能などが提供されている。GarageBandなどの楽器を演奏できるアプリは数多く存在するが、実際の演奏者にフォーカスしたものは少ないので、piaScoreは演奏者にとってみればありがたい存在だろう。

そして今日のアップデートでさらに冒頭で述べたようにジェスチャー譜めくり機能が追加された。これはiPadの前面カメラを使用しており、顔や手をめくりたい方向にカメラの前で動かすと画面に触れなくても楽譜をめくれる。ピアニストが顔を横にふって譜めくりする姿は非常にユニークだが、鍵盤から手を離さずに譜めくりできるのは演奏者に喜ばれるだろう。

4月25日にサンフランシスコで行われたピッチコンテストのSF New Tech Japan Night ではpiaScoreを運営するプラスアド代表取締役社長の小池宏幸氏がモーツァルトのコスプレで登場し、自身でピアノを演奏しながらこの機能を披露して見事に優勝している。その時の動画は下にエンベッドしておく。


アプリ自体は無料で提供しており楽譜販売をアプリ内で課金している。現在は楽譜が約300曲分程度だが全日本ピアノ指導者協会と協力し年内3万曲を目指しているという。今後は楽譜販売とビューアーの提供だけではなく、オンラインコンサートやレッスンを提供し新しい演奏カルチャーを造り上げていきたいと小池氏は語ってくれた。

小池氏は30年ほどアマチュアでピアノを演奏しているそうなので、ユーザー目線でアプリに必要な機能を考えられているのだろう。なお、プラスアドは小池氏のみで運営しており昨年には未踏のスーパークリエイターに認定されている。

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