Android 4.1 Jelly Beanのすぐれ機能トップ5

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今日(米国時間6/27)Googleは、同社のモバイルオペレーティングシステムの最新バージョンAndroid 4.1 Jelly Beanを発表した。マイナーアップデートなので大きな変化はないが、いくつかの価値ある機能が加わっている。これらの機能は明らかに競合を意識しており、Appleの最新のモバイルオペレーティングシステムであるiOS 6をいろんな点で脅かすものだ。

Googleの音声書き起こし機能と音声による検索は、そのルック&フィールがSiriそっくりになった。カメラアプリは、スワイプしてプレビューできるなど、よりすっきりした使い勝手になった。そしてGoogle NowはSiriを一歩抜いて、言葉を言わなくてもユーザが必要とするものを提供できる。

それでは、おいしい機能なら何でも好きというあなたのために、この新しいプラットホームの新機能トップ5をご紹介しよう:

Google Now

Google Nowは、ユーザについて知ってることを何でも利用する一種の総合サービスだ。とりわけ、ユーザがそれまでに知りたがったことを元に、自動的にいろんな情報をチェックする。ホーム画面をスワイプしてGoogle Nowを起動するとさまざまなカードが表示され、職場までのナビ、好きなスポーツチームの試合日程、ユーザ自身のカレンダー、旅行プラン、近くのおすすめ食事処、などなどを教えてくれる。

それらのカードはたとえば、今日はいつもどおりバスで会社へ行くと道路が渋滞してるから20分かかる、とか、そろそろ出かけないとフライトに間に合わないよ、などと言ってくれる。Google Nowの内部では、あらゆる情報要素が互いにコミュニケーションしている。

だからたとえば、仕事を終えるのが午後1時で2時のフライトに乗らなければならないとすると、Google Nowは空港まで20分で行けることと、そのフライトが遅れて3時半になったことを知っているので、まだ仕事をしていてもよい、とユーザに教えてくれるのだ。

Google Nowは主に、検索履歴からユーザ情報を集め、ユーザの仕事や生活に役立ちそうなことを教える。しかもその情報収集と推論と結果の出力は、自動的に行われる。

キーボード

音声インタフェイスが優勢になってきたとはいっても、スマートフォンでは依然としてキーボードが重要だ。最近は、ほかならぬあのRIMが、上出来の予測型キーボードをデビューさせ、ユーザの次の入力を文脈から察知するようになった。そして今回Googleも、それとほぼ同じことを実現した。

Android 4.1 Jelly Beanのキーボードは、ユーザがタイプした1語〜2語から次の語を推測して、ユーザが次の語を実際にタイプし始める前に候補語を提示する。

音声によるテキスト入力も大幅に改良され、とくに、Siriの弱点であるデータ方面で強くなった。Googleは音声書き起こしソフトを、スリム化により完全に内蔵アプリにしたので、データ接続が不要になったのだ。だからネット上のサービスを利用できないところでも、音声入力ができる。

やったね、Google。

通知

通知(ノーティフィケーション)では前からGoogleがAppleより上だった。そして今日は、もっと上になったかもしれない。通知に対するアクションを、通知のドロップダウンメニューから直接実行できるのだ。たとえば、出られなかった電話に対するコールバックも、通知ウィジェットからそのままできる。そのほか。Likeする、コメントする、Foursquareでチェックインするなどなど、ソーシャルメディアの対話行動も即、できてしまう。

Gmailのメッセージも通知タブ内で読める。つまり、いちいちGmailへ行かなくてよい。

通知メニューの今回のアップデートの最良の部分が、通知の拡張機能だろう。とくに、トップの通知はデフォルトで拡張され、アクションの候補を全部見せる。そのほかの通知は、スワイプ(2指下方向)で拡張される。左スワイプで通知を削除できるのは、これまでと同じだ。

Android Beam

Android Beam(ビーム)はAndroid 4.0 Ice Cream Sandwichからあったが、SamsungのNFCアプリケーションS Beamなどに比べると制約があった。そこで今回Googleは新しい機能をいくつか加えて、NFCそのものと同じく、未来指向にした。

まず、自機をタップするだけで、ほかのAndroid Beam搭載機と写真やビデオを共有できる。また、一般的に相手がNFC対応のBluetooth製品(スピーカー、ヘッドセットなど)なら、やはりタップするだけでそれを使用できる。Google曰く、“とっても簡単です”。

カメラ

カメラは、スワイプするだけで最前に撮った写真を見られるようになった。しかも、どんどんスワイプしていくと、撮った写真をすべて見られる。ピンチすると縮小してフィルム状のギャラリーになり、その中から目的の写真を素早く選べる。

フィルム状の表示のときに、どれかの写真をスワイプすると、その写真を削除できる。ただし、いつでもごみ箱から呼び戻せるから、誤操作で写真を消してしまっても安心だ。

そのほかの感想

最新バージョンだから当然かもしれないが、これはこれまでのAndroidの中でベストのバージョンだ。でも、多くの点で、Googleは追いつくことに懸命だった、とも感じる。まあ、熱狂的なAndroidファンは、iOSこそAndroidの真似だと言うけど、あっちのファンはその逆を言う。でも、この5年間でお互いが相手から多くを学んだ、と言うのが妥当な結論だろう。

まず、iOS 6にすごく似てると思うのは、検索結果のカード表示。それはSiri嬢に質問したときに出るカードに酷似している。もちろんデザインはGoogleふうだが、機能そのものはAndroidの音声機能をAppleと互角にするための努力の表れだ。

Google Nowも、リマインダーやマップなどはiOSの機能に似ている。Google NowがAppleに圧勝していると言えるのは、完全な自動化だ。でも、Siriへの質問などからユーザ情報を蓄積して、AppleがGoogle Nowのような総合的な情報ハブを提供するのも、そう遅くはないだろう。

カメラのアップデートはよろしいけど、でもスワイプしてプレビューはiOS 5やWP Mangoにすでにあるし、SenseのようなOEMのスキンにもある。フィルム状の複数表示はSenseにもあり、それはピンチでなくスワイプ数回で表示される。

Android Beamのアップデートも、やや期待はずれだ。NFCの使い方ではSamsung Galaxy S IIIのS Beamがずっと上だし、ほかのメーカーもNFCの多機能化/おもしろ化にせっせと励んでいる。SonyにはNFCステッカーのオートメーションツールがあり、Windows Phone 8もNFCには凝っている。競争の激しい分野だから、ダントツの圧勝は難しいだろう。ただし現状のGoogle(Android)は、ソフトウェアでの優位をすでに失った、と言えるね。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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