誰もがマーケティングビデオを作れる時代に:PowToonのDIYプレゼンツール

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パワーポイントのプレゼンテーションにはうんざりだとよく耳にする。パワーポイントに代わる新しい選択肢が現れ、それに対して大いに興奮したのもだいぶ前のことだ-PreziAnimoto、そして(VMWareに買収された)SlideRocketがスタートアップとして増資を受けて話題になった時以来だろうか。プレゼンテーションをソーシャル化したSlideShareも、昨年Zipcastと呼ばれるウェブミーティングサービスをローンチし、動画対応まで可能にした。早い話、今求められているのは動画だ。

それこそが今回ローンチされた(まだ非公開ベータではあるが)PowToonが提供しているものだ。より多くの動画を、より簡単に。

Web 2.0型新規事業が「パワーポイント・キラー」になるべくスライドショー作成行程を簡易化し、派手にしたてるのが目的だったとするならば、PowToonはその次の段階-拡大する動画崇拝に狙いを定めている。最近私たちは動画版Instagramを探したり、モバイルアプリにどうやって動画公告を入れようか、などと考えたりするのに必死だ。私たちは動画に基づくリアルタイム・ソーシャルネットワークをローンチしている。言い換えれば動画の時代がきたということだ。

このトレンドに乗じてPowToonは身近なマーケティングビデオや企業デモ、企業説明をDIY方式で作れるようにしてくれる。その名の通り、アニメーションするキャラクター(‘toons)がコンテントコレクションの中に多く存在するのだが、それを提供しているのはPowToon Marketplaceで売り出しているデザイナーやアニメーター、声優、音響だ。要するに動画作成のための部品を購入して、自分で動画を作成することで、プロのデザイン会社に作成を外注するより安くあげるということだ。良い方法ではあるが、あなた自身が良い脚本とビジョンを備えていなければならない-誰もがクリエイティブなわけではないのだから。

このフリーミアム構成のサービスが狙っているのはプロではないデザイナーと動画編集者で、スライドに加えるドラッグアンドドロップ素材を提供する。そしてアニメーションとその長さを選び、テキストを加え、音を足していく。するとどうだろう、プロが作ったようなプレゼンテーションのできあがりだ。初心者にはテンプレート(製品デモティザーやイベント招待など)も用意されている。できあがったプレゼンテーションはYouTubeにアップロードできるし、FacebookやTwitterといったソーシャルネットワークでシェアすることも可能だ(本記事の最後にPowToonのサンプル動画あり)。

この英国とイスラエルに拠点を置く会社は2011年に、今ではGreenwave Incubatorも経営しているシリアルアントレプレナーのIlya Spitalnik(CEO)とCOOのDaniel Zaturanskyによって創業された。Greenwaveを経由してSpitalnikからと、Kima Venturesから少々資金援助を受けているが、基本的には自己資本でまかなっている。

スタートアップ創業者たちに一つだけ忠告を。複雑な概念をすぐにわかるように説明してもらうのは何よりも楽しいことだが、自分の作品を動画で世に発信するとなると、アプリやサイト、サービス自身の動画が必要なことを忘れてはいけない。アニメーションするキャラクターが市場や機会について話ながら飛び跳ねているだけではダメだということを。

このサービスの一般公開は8月だが、TechCrunch読者はここをクリックすればお試し可能だ。

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