NHN JapanのLINEはLINE Channelでプラットフォームサービスに――KDDIとの業務提携も発表

次の記事

社内で時間を自己管理できるタイプの職種に人気の時間管理サービスTimeTracker

NHN Japanは今日、4500万ユーザーをかかえるLINEをLINE Channelでプラットフォーム化することを発表した。LINE ChannelではLINEと連携するゲームやクーポン、音楽などさまざまなアプリやコンテツ、サービスを利用できるようなプラットフォームで、今後公開されるAPIを利用することでパートナー企業はLINE上で動作するHTML5 基盤のウェブアプリとLINEと連携するiOS、Androidのネイティブアプリの2種類を提供できるようになる。当初はこのプラットフォームによってサービスを公開するのはNHN Japan自社のみだが、今後は提携パートナーによるものが登場してくる。そして、その先には個人を含めたサードパーティーに開放していくとNHN Japan執行役員の舛田淳氏は語っている。今日からパートナー向けのサイトがオープンしている。

重要なのは、プラットフォーム化してLINEと連携したアプリやサービスが提供できるのと同時に、LINEコインというコンテンツ購入や有料サービス利用のためのバーチャル通貨を発行していることだ。LINEコインはスマートフォンの決済サービスなどを利用して購入することになると予想されるが、バーチャル通貨を用意することでプラットフォームとしてマネタイズの仕組みを用意している。

今回、NHN JapanがLINEのプラットフォーム化、すなわちLINE Channelを利用したサービスのモデルとしては5つのものを上げている。それは、1. LINE Game、2. LINEトークノベル、3. LINE占い、4. LINEクーポン、5. LINEサウンドショップである。

順に詳しく解説しよう。

1. LINE Game
NHN Japanはハンゲームを擁するゲーム会社としての側面が大きいが、LINEで連携するLINE Gameを今後提供していくことになる。これはすでにわれわれが報じていたようにInfinity Ventures Summitで代表取締役社長の森川亮氏が触れていたが、LINEと連携したゲームとなる。NHN Japan内およびパートナーとですでにいくつかのタイトルが制作されていて、近日の公開が予定されている。

今日は同時にLINE Gameのパートナーが発表されて、その中にはコナミ、スクウェア・エニックス、タイトー、ソーシャルゲームのgloops、Angry BirdのRovioなどが名前を連ねていた。

なお、今後、NHN Japanではスマートフォン向けのゲームはLINEゲームとして提供していくことになるという。

2. LINEトークノベル
トークノベルはすでに先行の「リフレイン」が6月27日に公開されているが、LINEの友だち同士のトーク画面のユーザーインターフェイスを使った小説で、先行の「リフレイン」は公開後数日ですでに20万人の読者がいるのだという。このトークノベルにはすでに講談社がパートナーとなっていて、8月を目処に新たな作品が公開される予定だ。なお、古くはケータイによってケータイ小説作家が生まれたように、トークノベル作家が生まれるようなものにしていきたいと舛田氏は語っている。

3. LINE占い
占いもすでにLINEではすでにあるサービスだが、パートナーと提携することで200種類の占いコンテンツを提供する。ザッパラスのような企業も初期参加パートナーとして加わっているのが、ケータイコンテンツを移植してきてい、興味深い。

4. LINEクーポン
リクルートのホットペッパーと連携したクーポンサービスで、LINEでつながっている友人に共有することが特徴となっている。LINEの位置情報などとも組み合わせるようだ。

5. LINEサウンドショップ
LINEで使える着うた・着ボイスで、レコチョクとの提携によってアーティストの楽曲が利用できる。音楽をスタンプのように扱うこともできて、LINE上の友人に音楽を送信できるようだ。LINEサウンドショップは有料で音楽を購入することになる。

これら5種類のサービスはあくまでもLINE Channelのロールモデルにしか過ぎないと舛田氏は語っている。ほかにもパートナーとの連携によってLINE Channelを使った新たなサービスを考えていくようだ。

舛田氏は「ポータルサイトのようなサービス展開ですが」と断りながら、LINEはLINE Channelによって「まさにスマートフォンのゲートウェイとなっていく」ということが彼らの構想であると語っている。

そして現在4500万ユーザーから年内には1億人を目指すという。市場としても現在、日本・台湾・韓国・香港・韓国といったアジア地域が中心となっているが、北米や中国市場にも参入していくという。今回のLINE Channelでの取り組みはパートナーのラインナップを見ても日本向けのものが多くなっているが、グローバルを目指すにあたって日本以外のパートナーとも交渉が進んでいることを明らかにした。それは段階的に発表していくということだ。

なお、今回、KDDIとの業務提供も発表されている。これは9月を目処にauスマートパス向けのLINEを提供することをはじめ、未成年者の利用の保護やトラフィック不可軽減などについて取り組んでいくという。なお、スマートパスバージョンのLINEではオリジナルキャラクター限定スタンプなどが提供されるという。LINEのカンファレンスにはKDDI代表取締役執行役員専務の高橋誠氏も最後にスペシャルゲストとして登壇していた。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

現在380人フォロワーがいます。