モバイルアプリ開発者が収益を最大化するための8つのポイント

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再ターゲット広告のCriteo:クリックしている人たちは負け組ではない

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編集部注:
Mitchell Weismanは、グローバルデジタルマーケティングおよびデジタル広告会社LifeStreet MediaのCEOである。

モバイルアプリを持っている?そのアプリから広告で利益を上げられるかどうか悩んでいる?モバイルアプリで収益を生む8つの必見ノウハウを紹介しよう。


1.利益を上げるには顧客が必要

この記事はアプリで利益を上げる話であるけれども、アプリからの収益は手持ちのユーザー数に大きく影響される。ひとたびアプリに人気が出れば成功は連鎖する。決定的に重要な普及率に達するまで、クロスプロモーションから大量頒布、PRから有料のアプリ内広告まで、ユーザー獲得に関するベストプラクティスを実施すること。複数の手段を試してどれがよく機能するか確認するとともに、あなたのユニークな事業ニーズに対応したKPIに基づく支払いを容認してくれるベンダーを確保しなさい。例えば、もしインストールさせる事が目的であれば、クリック数に対して支払いをするべきではない。


2.顧客を、そして顧客価値を知る

顧客は同じではない。顧客を獲得するチャネル別に、顧客の生涯価値を知りなさい。例えば、生涯価値6ドルの「高価値」顧客の獲得に3ドルかかるとしよう。そして、生涯価値2ドルの「低価値」顧客獲得に1ドルかかるとしよう。一つもしくは別の顧客のみの獲得にこだわってはいけない。「高価値」顧客から3ドル、「低価値」顧客から1ドルの利益を上げられるのだ。どちらの顧客からも利益はあげられるのだ。両タイプの顧客獲得を目指さなくてはならない。


3.平均はうそをつく

何をするにせよ、顧客獲得コストの平均を求めることによって生じる罠にはまってはいけない(顧客価値についても同様)。先のシナリオで、顧客価値の平均を求めると、「平均4ドル」の顧客価値を持つ顧客に対して2ドルを支払おうとするだろう。その価格ではおそらく6ドルの高い顧客価値を持つ顧客を獲得することはできない。なぜなら、その投資額では低すぎて顧客獲得ができず、かつ、2ドルを同等の価値を持つ顧客獲得に費やす事になるのでマージンが残らない。言うまでもないことだが、これはユーザー数拡大に向けた利益のあがる方法ではない。


4.いつも無料が最高とは限らない

アプリへの課金はユーザーの利用程度に基づいて設定されなければならない。例えば、ほんの2~3回しかアプリを使わないのなら、広告モデルは、ユーザー当たりの稼ぎがあまりに少ないので成立しない。99セント、もしくは3ドル99セント等、少額を最初に課金するべきである。それにより支払われる金額は、無料かつ広告に支えられたアプリの収益と比較するとわずかかもしれないが、全体の売上は大きなものになるだろう。一方、高頻度で使用されることの多いアプリであるなら(アプリの大多数はこれに該当する)、無料にするのが最善の選択だろう。もちろん、無料お試しやフリーミアムもユーザーをサービスにつなぎとめる有効な手段である。そうすれば、アプリに対してより多くお金を使ってもらえるチャンスが広がることになる。ユーザーとの関わりモデルについては、最近のInfoworldで良い検証がなされている。


5.お金を特別扱いしない

多くのアプリ開発者は、無料アプリからお金を生み出すために広告を使うべきかバーチャルな通貨を使うべきかという選択にとらわれている。どちらが優れているか悩むべきではない。お金に関して言えば、全てのお金は良いものである。2つのオプションを試すべきだ。多くのトップ開発者たちはこれらのチャネルのほかもっと多くのチャネルを活用している。幸いなことに、アプリに広告を載せるのはセルフサービスであるし、ほとんど時間もかからない。試行してみてどうなるかを確認するリスクは信じられないほど低い。


6.パートナーについても特別扱いしない

セットアップの軽減は、利益を生み出すパートナーの精査を怠る理由にはならない。潜在的に利益を生み出すパートナーを複数探し出して選ばなくてはならない。そして全てを試してみること。アプリ現金化の為にどれくらいの期間がかかるのかも考慮すべきだ。利益をもたらす最適なパートナーが見つかるまで。


7.タンゴを踊るには2人必要

利益をもたらすパートナーが全ての仕事をしてくれると思ってはいけない。アプリを誰よりも知っているのはあなたである。広告について、理にかなった場所や移動時間のことを真剣に考えること。ゲームを開発しているのであれば、ゲームレベルの合間あるいはゲームの終わりのところで、自然な動きで移動する地点での広告配置を検討してみる。ユーザーが最も広告を目にすると思われる時を考えて、それにしたがって広告を配置する。そうすれば、ユーザーにとってより良い経験ができるし、売上も増やすことができるだろう。


8.分析で一人勝ち

間違いなく、しっかりとした分析に時間と資源を費やすのは価値のあることである。ユーザー価値、顧客属性モデル、収益の支払いを正しく理解し、App AnnieからDistimoまで利用可能な外部ツールを活用し、追求すべき市場、優先すべきプラットフォーム、その他なすべき重要な戦略的決定事項に関して賢明な意思決定ができるように、社内での分析に投資しなくてはいけない。

スマートフォン利用率やアプリ使用トレンドが上昇している現在、モバイルアプリ開発者であることは素晴らしいことだ。この機会を最大限利用しよう!

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