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統計学/統計用語を知らない人でもデータ分析+視覚化+概要説明ができるStatwing

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Statwing

統計分析といえばSPSSが古典的(ほぼ骨董品的?)な定番だが、あれは誰もが知っているように、簡単な仕事でも難しくなる悪夢のソフトだ。そもそもSPSSは統計学の専門家向けに設計されている。しかしその専門家ですら、 変数間の関係を見やすいグラフで表すといった単純な仕事で、すごく苦労してしまうのだ。

そこで、今どうなっているかというと、企業はコンサルタントを雇って統計分析をさせている。SPSSのオーナーであるIBMは、そのための社員を何千人も抱えている。

しかし、このほどY-Combinatorから巣立ったStatwingは、難解な専門語をふつうの英語に置き換え、誰もが自力でデータ分析をできるようにしてくれる。

協同ファウンダGreg Laughlinの説明によると、データに対して何を知りたいかを、統計用語ではなく日常語で言えるアプリケーションがStatwingのねらいだ。しかし、もちろん、それだけではない。それは、データという面倒な‘事実’を分かりやすく‘抽象化’するインタフェイスの、優れた例の一つだ。つまりStatwingは、統計の専門家でないとできなかったような作業を、誰でも容易にできるようにする。それは、今日のWebサービス全般に言えるトレンドだ。いろんな仕事を、エキスパートがいなくてもできるようにする。たとえばブログを書いて投稿することも、技術的な助けなど要らずに誰もができる。

その点で、StatwingとSPSSの対照は鮮やかだ。Statwingは、1)視覚化、2)要約文章、3)ふつうの日常英語、だ。“p値”のような専門用語は、上級者用のタブに隠れている。

SPSSで分析すると、こんな出力になる:

同じデータをStatwingに与えたときの出力:

そして、付随するテキスト:

このサービスの使い方は、かなり簡単だ。データを正しい形でアップロードし、関係を見たい変数、たとえば「性別」と「住所」を指定する。データのアップロードは、自分のコンピュータやGoogle Drive、Dropbox、GMail、WebサイトのURL、GitHub、Boxなどから。

比較したい変数を指定して出力を見る、という使い方のデモが、ここにある。

Statwingは今は無料だが、今後はフリーミアムにする予定だ。

Statwingは、統計分析とその分かりやすい視覚化という点でTableauに似ている。どちらも、ぼくみたいな統計学のシロウトに高度なデータ分析をやらせてくれるのだ。

ただし現状のStatwingは、説明不足で舌足らずなところがある。たとえば、あるデータが分析不能のときには、その理由を説明してほしい。また、扱えるデータの種類を増やすことも、今後の課題だ。そして今後、データがどんなに複雑になっても、“統計のシロウトでも使える”という今の価値を維持してほしい。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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