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ITC

Googleが特許権侵害でAppleを訴え, iPhone, iPad等の合衆国への輸入を阻止する意向

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Bloombergによると、GoogleのMotorola部門がAppleを特許権侵害で訴訟し、訴状をワシントンの国際貿易委員会(U.S.International Trade Commission, ITC)を提出した。同記事によると、原告Googleの申し立ては、iPhone、iPad、iPod Touchおよび“各種のAppleコンピュータ”をAppleが輸入することの阻止を求めている。今日の訴訟は、長期にわたっているAppleとMotorola/Google間の一連の紛争に、また新たな火種がくべられたにすぎないが、Motorola自身が原告として名を連ねるのは、Googleによる買収が2月に完了して以降、これが初めてである。

この訴訟でGoogleが守ろうとしているパテントが何であるかは、現時点で明らかではないが、本誌がMotorolaの広報に確認したところでは、今日(米国時間8/17)ITCに訴状を提出したことは確かである。

詳細が分かり次第この記事をアップデートしたいが、これまで入っている情報によると、告訴は事実上、Appleの今の全ハードウェア製品に使われている技術を対象にしている。Motorolaによれば、訴状全文をITCのWebサイトで閲覧できるのは月曜日以降である。

それまでは、Motorolaの次のような公式声明で我慢しよう:

“弊社はこれらの特許問題の解決を願っているが、しかしAppleにライセンスへの意思がないため、弊社と弊社の技術者たちのイノベーションを守るための選択が、ほかにないのである。”

なお、FOSS PatentのFlorian Muellerの記事によると、ITCの判事は、 この前のMotorola vs. Appleの事案において予備裁定を発行し、その中で、Appleは確かにMotorolaのパテントの一つを侵害している、と論じた。その裁定は来週公表される予定だ。ただしそれは標準必須特許(standard essential patents)*に関する裁定なので、今回の輸入禁止の事案に適用されるとは考えられない。Muellerはさらに、Motorolaがもしも今回の輸入阻止を勝ち取ったとしても、iPhone 4SとiPad 4Gには影響しない。これらはQualcommのチップセットを使っているので、Motorolaが主張する特許に該当しないからである。〔*: standard essential patents, 公的な標準規格を実装するために必要な特許で、事実上の無償提供が義務づけられる。〕

というわけで本日の訴訟についてはまだ情報が十分ではないが、現状では、Appleの輸入を阻止しようとするGoogleの試みについて、その成否を云々することはできない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))