Kodakがフィルム事業を手放してプリンタに注力

次の記事

Appleのフォントからわずか3ステップでMicrosoftのロゴになる

Kodakfilm

もうすぐKodakは、フィルムの会社ではなくなる。10年近くも鍋をかき回し、8か月前にいよいよ危なくなった同社は、その伝統のフィルム事業の売却を決めた(カメラ事業の一部も)。そして同社はプリンタを軸として、売れるものだけを売る企業に変身する。

詳しく言うと、Kodakが売りたいそのほかの事業は、いわゆる”personalized imaging”と”document imaging”の部門だ。あちこちのお店にあるデジタル写真サービスのキオスクや、テーマパークなどでジェットコースターに乗っていると写真を撮ってくれるサービスなどだ。

WSJ(ウォールストリートジャーナル)の報道によると、Kodakは当初、同社が保有する1100件の特許を22〜26億ドルで売るつもりだったが、それができなかったために事業を売る方向に転換した。100歳を超えるおじいさん企業が抱える特許に魅力を感じる買い手は、あまり多くなかったようだ。そして最終的には、AppleやGoogleなどなどがコンソーシアムを作って特許を共同で買う、という話になっていた。

ということは、メンバー企業がKodakの特許を排他的には使えない、どの企業も自分の製品に自由に使えることになる。買った企業にとっては好都合だが、Kodakにとっては共同購入によって価格が下がり、WSJの情報筋によると2億5000万ドル(期待価額の1/10)になった。

1月にKodakは、連邦倒産法第11章による破産保護を申請した。デジタルカメラのブームに乗れなかったことが、最大の敗因だ。そもそもデジカメを発明したのがKodakだから、それにしては同社は参戦が遅すぎた。そしてその損失額はメインの事業を売らなければならないほど、大きかったのだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))