AmazonのKindle専用タイトル、1億ダウンロードを達成

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Amazonは今週、内部データをまとめて同社のさまざまな製品をとりまく魅力を見せつけた。つい昨日、同社は翌日配達のプライムサービスに関する数字について語ったが、今日はKindleタイトルのダウンロード数を自慢している。同社によると、Kindle独占の書籍は1億ダウンロードを越え、貸出ライブラリーの品揃えは18万冊以上へと増えた。これは、4月の13万タイトルから伸びた結果であり、比較のために挙げると、1月は7.5万タイトルだった。

しかし、数字は表面上、AmazonのKindle独占タイトル数の増加を示しているにすぎないが、現実にはAmazon Primeに関するもう一つの実績を表している。PrimeはAmazonのメンバー制サービスで、年会費を払うことによって、早期配達、無限ビデオストリーミングなどが利用できるようになる。メンバーはさらに、Kindleオーナー用貸出ライブラリーから、Kindle独占のタイトルを借りることができる。Kindleコンテンツ担当VPのRuss Grandinettiによると、それだけのためにメンバーになる利用者が後を絶たないという。「このサービスは非常に人気がある。一年もたたない内に、1億回以上ダウンロードされている」と彼は言った。

この1月、Amazonは貸出ライブラリーに7万5000冊の本があり、月間30万回くらいダウンロードされていると話していた。昨年11月にはライブラリーにわずか5000冊のEブックしかなかった。しかし、ライブラリーの成長につれてダウンロード数も伸びている。[訂正。正確には、今日の1億という数字には有料販売、ライブラリーからの貸出、およびプロモーション用の無料ダウンロードが含まれている。1月の30万回は、その月の貸出ライブラリーの数字だけを含む]

そしてこの成長の大きな要因がKDP Selectによるものだ。これは著作者がKindle独占の作品を作ることのできるプログラムで、貸出有資格者の総数に基づいて著作者に支払うための、年間600万ドルの基金が用意されている。先月と今月の基金は60万ドルだった。

8月には、7月に登録されたKDP Select作品群が、プログラム参加3カ月前と比べて77%多くロイヤルティーを稼いだ。またAmazonによると、これはKDP Selectに加わる前の3カ月間丸々KDPで提供されていた本だけを含むめ「控えめ」な数字だという。KDP Select基金を通じて著者に支払われた額を含めれば、さらに数字は大きくなるとAmazonは指摘している。

売れ筋タイトルには、Helen Bryanの”War Brides”(2.7万ダウンロード)、Karen McQuestionの”A Scattered Life”、”Easily Amused”、”The Long Way Home”(5万ダウンロード以上)、1956年発売のEd McBainの87th Precinctシリーズ(2.5万回)、Debora Gearyの”A Modern Witch”(2万部販売)、およびStephanie Bondの”Our Husband”(2万部販売)などがある。

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(翻訳:Nob Takahashi)