ついに日本でもApp Storeの検索結果に変化

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「数日前から日本のApp Storeの検索順位が大きく変わっています」という話を、iOSのApp StoreのSEOためのツールを提供するSearchManの柴田尚樹氏(@shibataism)から聞いた。どうやら、Appleが今年2月に買収したChompの検索エンジンが日本のAppStoreでも有効になったようだ。米国のAppStoreでは、6月に同様に変更が行われたが、その変化とは一言で言えば、「ダウンロード数が多い『強者』により優しく、ロングテールアプリには厳しい」という内容だった。

今回の日本のAppStoreでの検索エンジンアルゴリズム変更はいったいどういったものなのだろうか。検索エンジンのアルゴリズムが公開されているわけではなく、真偽の程は良くわからないので、SearchManで収集しているデータの中から、今回のアルゴリズム変更の前後で、大きく順位が変わった例をいくつか提供してもらった。彼らはApp Storeにある全アプリを対象に、100万キーワードの上位250位までの検索結果順位を毎日取得しているのだそうだ。このデータからキーワードに対してアプリの検索結果の順位に変化が起きているのが理解できると思う。

では今回の変更で順位が落ちてしまったアプリにもう望みが無いのかというと、そうでもないのだと柴田氏は言う。たとえば「デコ」というキーワードでの検索順位の時系列での変化を見ると、今回の8月下旬の大きな変動だけでなく、それ以前にも非常に大きな変動があることがわかる。つまり、Appleは相当頻繁にアルゴリズム調整を行なっているようであり、今後もSEO対策のしようがあるのだそうだ。

こうなるとSEOもアプリマーケティングの1つとして考えられるのかもしれない。これまでiOSのアプリのマーケティングというと、広告費を投入して、AppStoreで表示されるダウンロードのランキング順位を上げるというのが一般的なやり方だと考えられていた。ただ、Appleがリワード広告を締め出し、ソーシャルゲームを始めとした利益率の高いアプリが広告費を釣り上げていることもあり、広告でユーザーを買い続けるというモデルが持続可能ではないということも明らかになっている。

実際、米国のデータではあるが、ユーザーがどうやってアプリを探しているのかというNielsenが行った調査結果を見ると、63パーセントものユーザーがAppStore内で検索によってアプリを探しているのがわかる。

過去には、ウェブの世界でも「ディレクトリ(Yahoo)」から「検索(Google)」への大きなシフトが起こったが、似たような変化が今、アプリの世界でも起ころうとしているのかもしれない。なお、参考までにSearchManが提供しているAppStoreでのSEO対策に関する資料をエンベッドしておこう。

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