Amazonが物理本の余命を宣告

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Amazonの今年のプレスイベント(報道関係者イベント)は、これまででいちばん長く、まるで何かの予兆のような気配を感じた。

当日会場にいた人はたっぷり見たと思うが、AmazonのCEO Jeff Bezosは、Kindleの発売以来彼がワンマンショーのように続けている印刷出版産業への攻撃をさらに激しくし、Kindleの新製品を4種も発表した…Kindle Paperwhite、新型のKindle FireとKindle Fire HD、そしてオリジナルKindleのニューバージョンだ。同社のeリーダーサービス、じゃなかったガジェットの機種数は、Wifiや3G+Wifiバージョンを加えるともっと多くなる。

“このグラフを見ると、みなさんびっくりされるでしょう”、Bezosは興奮したように大声を上げ、その日のとどめの一撃とも言える画像を映した(ありがとう!The Vergeさん)。“これを見たとき私は、思わず、おぉっと声を上げました”。

Bezosが見せるグラフはいつも、Y軸に数字も単位もない(:/)。この画像は、AmazonにおけるKindle Bookの売上の急激な伸びを、時系列で表しているようだ。それを、同じくAmazonにおける物理本の売れ行きと対比している。

Kindle Bookの売上がハードカバーの本を抜いたのが2010年だ。そして2011年には物理本全体の売上を抜いた。下の画像はAmazonの去年のカンファレンスのステージだが、上とほぼ同じグラフを使っている。Bezosはよっぽどこのグラフが気に入っているのだ。

今はだれもが、相当数の印刷本を家に持っていると思うが、でもこの大まかな傾向を示したグラフを見ると、未来には、印刷本が家にたまるという現象はなくなるのではないか、と思ってしまう。それは、レコードやタイプライターのように、屋根裏の思い出の品物になってしまうのだろう。

すでに、その最期は宣告されたのだから。

ありがとう@mattlynley

〔余計な訳注: けったいな原文URLは、Tsotsis嬢(?)の得意芸です。mene meneは、王国の滅亡を予言する言葉(聖書より)。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))