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Neil Young

デジタル音楽を音楽の劣化と怒るNeil Youngが, 超HiFiサービスPonoを立ち上げ

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シンガーソングライターでロッカーのNeil Youngは、ここ数十年、現代のオーディオコーデックが抱える問題について語ってきた。彼は1990年代にはCDに怒り、最近ではMP3とデジタルのオーディオ圧縮技術を、人気の高い某テクカンファレンスでこき下ろした。そのとき彼は、“ぼくの目標はぼくが過去50年あまりやってきたアートの形を救うことだ。今は何でもデジタルだが、でも不幸なことに、それは音楽を劣化させている。劣化でなく良くしているなら、新しい技術として誇ってもいいが、現実はその逆だ。デジタルが悪いわけではなく、その使い方が、アートに対する不正を働いている。MP3には、オリジナルの録音に存在するデータのわずか5%しかない。デジタルによって便利になった社会は、質か利便性かという選択に人びとを追い込んでいる。技術によって普遍的に質が良くなるのが技術の本筋であり、こんな選択が存在すること自体、今日の技術の不良性を示している”、と語った。ジャン!ジャン!

老いたるBernard Shakey(Youngのペンネーム/映画監督ネーム)は幸いにも、優れた技術者を何人か知ってたので、彼らと共にPono(暫定名)と呼ばれるサービスを立ち上げた。このサービスは、専用のプレーヤーを使用し、その上でユーザは高品質な音楽を聴くことができる。音楽ファイルの変換やダウンロードサービスもある。プリズムのような形をしたその小さなプレーヤーは、Shanzhai PMPとToberloneのボックスのあいだに生まれた混血児のようだが、昨晩その上で聞かせてもらったLettermanは、彼がこれから、細部にこだわるマニア向けに売ろうとしている192kHz/24-bitのオーディオファイルだ。

Youngは今レコード会社に働きかけて、Bob Dylanなど過去のビッグアーチストたちのアルバムのマスターテープをこのファイル形式に変換しようとしている。Young曰く、Ponoでプレイすると“オーディオがまがい物にならない”。

Youngのドンキホーテ的努力は、ビットレートの低い巨大音楽サイトが氾濫している今日から見ると、魅力的ですらある。高級オーディオは長年、金持ちや年寄りの趣味だったが、音楽の本来の高品質な音の再現を目指す彼の努力は、DylanやYoungのような前世紀のオールドアーチストに限定されるものではなく、現役や未来のミュージシャンとオーディエンスが共に必要とするものだ。

出典: TheVerge

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

“デジタル音楽を音楽の劣化と怒るNeil Youngが, 超HiFiサービスPonoを立ち上げ” への4件のフィードバック

  1. kiyoshi より:

    残念だけど利便性に淘汰されているんだなあ。
    自分も音質の方が重視されると信じてた。

  2. dog より:

    78rpm 4枚アルバムをまとめると10インチLP 1枚になる。それが12インチLPになって収録曲が増えた。交響曲を1枚に入れたいがためにCDのフォーマットが決まった。そのころ16ビットのADCは技術的にそうとう困難な時代に。
    今、ビット数やサンプリング周波数に関して技術的な問題はクリアされ、データ容量も無限になったのだから、それ相応の普及用フォーマットがあってしかるべき時代ですが、フィリップスやカラヤンの出る時代でもないだろうし。

  3. Soundrock1975 より:

    音質重視に3000点!!

  4. Soundrock1975 より:

    音質重視に3000点!!

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