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SSLが6倍速くなる!?–WebオプティマイザCloudFlareがSSLプロバイダGlobalSignと提携

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Webサイトをより高速にしセキュアにするサンフランシスコのCloudFlareが、信頼性サービスGlobalSignとのパートナーシップを発表した。これによりGlobalSignは、世界最高速のSSLプロバイダになる。SSLを使ってサイトのセキュリティを確保する企業は最近ますます多いが、それによってパフォーマンスの大きなペナルティが生じていることも多い。要するに彼らは、パフォーマンスにあまり配慮しないからだ。今日からGlobalSignのSSLユーザは、彼らのセキュアなWebサイトのロード時間を、最大で6倍、高速化できる。

CloudFlareのCEOで協同ファウンダのMatthew Princeが今週の初めに語ったところによると、HTTPSでサイトにアクセスすると、ブラウザがいわゆるOCSPチェックということをして、そのサイトのSSLサーバ証明書の有効性を確認する。そのチェックが完了するまでは、ページのロードは開始されない。その所要時間は、0.5秒程度だ。証明書を売っている認証機関(ベリサインなど)は、OCSPのパフォーマンスに無頓着で、しかもWebサイトのオーナーは単純にできるだけ安いSSLベンダを選ぼうとする。.

“このパートナーシップによってWeb上の毎日の節約時間の総量が1年半ぐらいになる”

CloudFlareが今週初めに発表したところによると、同社のOCSP staplingと呼ばれる技術によって、OCSPチェックの処理スピードが約30%上がる。多くの認証機関と違ってCloudFlareのサービス拠点は全世界に23箇所あり、場所による性能劣化を防いでいる。CloudFlareを利用することによりGlobalSignは、OCSPチェックによって生ずる待ち時間を、従来の0.5秒から100ミリ秒に減少できる。トータルでは、CloudFlareによれば、“このパートナーシップによってWeb上の毎日の節約時間の総量が1年半ぐらいになる。言い換えるとWebのビジターたちはこれまで、Webページのロードを待つためにそれだけの時間を浪費していたのだ”、となる。

なお、CloudFlareのユーザはこれまでも、 GlobalSignのSSLサーバ証明書を有料オプションとして選ぶことができたのだ。

おきまりの提携発表声明でPrinceはこう述べている: “弊社はWebサイトが最高の効率で稼働し、高速なパフォーマンスと強力なセキュリティを提供できるための支援に専念している。弊社の高度なWeb最適化技術とGlobalSignの先進的なSSL技術が結婚したことにより、GlobalSignとCloudFlareの顧客は、セキュアで傑出した、そして高速なユーザ体験を提供していく競争において、優位に立つ”。

技術の詳細に関心のある方は、GlobalSignによる説明とCloudFlareのブログ記事をご覧いただきたい。

本誌の取材に応じたPrinceは、今回のGlobalSignの例は、大きな企業や組織がCloudFlareを有効利用しようとする動きの、一例にすぎない。そのほか、銀行数社、政府機関、Fortune 500企業などがこのサービスのインフラに依存してサイトのスピードアップとセキュリティを図っている。各月の前月比成長率は今でも二桁であり、またCloudFlareを利用するサイトの平均サイズも増加傾向にある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))