「インターネット四天王」の中で最も脆弱なのは誰だ? Techonomyのパネリスト曰く、それはAppleとFacebook

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今日(米国時間11/11)の午後Technomyカンファレンスで行われた「インターネットのファンタスティック・フォー」に関する議論の大半は、Amazon、Apple、Facebook、およびGoogleがどのようにオンライン世界を席巻してきたかについて語られた。しかし、パネリストたちはさらに、どの会社が特に脆弱かを聞かれた。

Jefferies & Comapnyのテクノロジー投資銀行業務責任者、Alec Ellisonは、おそらく最も驚くべき答(少なくとも時価総額から見て)を披露した。Appleだ。EllisonによるとJeffriesは4社いずれに対しても強気だが、脆弱性の質問がでる前から彼はAppleを批判していて、4社の中でAppleが最も消費者との「粘着度」が低いと言った。換言すれば、Appleがリードを保ち続けたければクールな新製品を出し続けなければならない。一方、Amazon、Facebook、あるいはGoogleは、たとえ彼らが新しいイノベーションを起こさなくても、その座を奪うのはずっと難しい。

Appleの店舗群も大きな弱点になり得るとEllisonは言う。たしかに現在は「途方もない優位性」を持っているが、IBMが持っていた同様のネットワークが「90年代にはお荷物」になった、とEllisonは言う。要点を強調するために彼は、聴衆に向かって最近ディズニーストアに足を踏み入れた人はいるかと質問した。誰も手を上げなかったが、10年前ならまったく違う結果だっただろうと彼は言った。Appleには同じような道をたどる可能性があるとEllisonは主張した。もし製品の勢いが減速すれば、店は資産ではなく大きな損失源になるかもしれない。

元Citiのアナリスト、Mark Mahaneyは、Facebookにも大きな疑問符が付くと主張した。具体的にはCEO Mark Zuckerbergだ。Mahaneyは、Techonomy主宰のデビッド・カークパトリックが誰よりもMark Zuckerbergと長く時間を過ごしたことを示唆した。そして、それは問題であり、なぜならいかに「この人物を本当に知っている人が少ないか」を示しているからだと言った。Mahaneyによれば、こうした問題のいくつかは不可避であり、それは「これらの経営者たちが5年後10年後にどれほど優れているか誰にもわからない」からだと付け加えた。

さらに彼はFacebookの利幅が大きすぎると言い、この会社はもっと「投資モード」に入るべきだと指摘する。モバイルは彼らが十分な投資をしなかった分野の一つで、iPadアプリを出すまでに長い時間がかかり、モバイルアプリに著しい性能問題があったのは、同社がHTML5に集中していたからと思われる。負ける賭けは誰にでも起こるが、「彼らはモバイルに〈十分〉賭けていなかった」とMahaneyは言った。

パネルでは、これらの会社がスタートアップのために、作ったり奪ったりした機会について議論した。Mahaneyは、ビッグ4がそれぞれ自らの周囲に掘った「深い競争の溝」、が彼らと直接戦うことを非常に難しくしていると言う。新しい会社が、広大なソーシャルネットワークや、広大な検索エンジンや、広大なEコマースサイトを作るのは困難であり、残されたチャンスは特定のニッチや垂直市場に集中することしかなくなっている。

それでもMahaneyは、今後数年のうちに新たな大型オンラインプレーヤーが出てくると予言し、Ellisonはそれを、おそらく「今はまだ経済的ではない新テクノロジー」を使う会社だろうと言った。例えば、初期のソーシャルネットワーク、SixDegree.comは倒産する前、全ユーザーにプロフィール写真をアップロードさせるための資源があるかどうかを議論していた。明らかにそれはFacebookにとって問題ではなく、彼らの成長は急速に低下したストレージコストに支えられた。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

“「インターネット四天王」の中で最も脆弱なのは誰だ? Techonomyのパネリスト曰く、それはAppleとFacebook” への4件のフィードバック

  1. nakamurasinnnta より:

    納得できる話。グーグルに対抗できる検索エンジン、フェイスブックに対抗できるSNS、Amazonに対抗できるオンラインショップ、いずれも比較にもならないようなシェアの企業しかないが、アップルに対抗できるモバイル機器のメーカーはたくさんあるしシェアもすでに拮抗状態まできている。

  2. 匿名 より:

    おっしゃる通りですね(実にわかりやすい要約!)

    むしろAppleは、そういう状況のなかで圧倒的な利益をあげていることが驚異的ですね。

  3. IMO より:

    これきっと、クランチの釣り記事なんだろうから、コメントするのは悔しいけど(^_^;)。

    Googleは中国では百度という敵も居るし、検索精度ではSNSという敵も居る。Appleは中国でも営業しているが、Googleは出来ないのでは?いや何かやっているのかもしれないけど、詳しくなくて申し訳ない。あと、iAdを利益無視で安くやられたら、相当やばくなると思う。Googleがネクサスで儲ける必用がないように、AppleはiAdで儲ける必用は無いわけだし。あとAmazonは赤字だが?これは回復するのかな・・・キンドル安売りする限り赤字は改善しないのでは?そもそもキンドルが必用だったかどうかよくわからない。ネクサス7で、よかったのでは?

  4. この四社の中で、唯一Appleだけが一度どん底に沈んだ後、カムバックを果たした会社。ここにAppleと他の三社との相違点が見て取れる。それはつまり、Appleだけが「製造業」だから。このパネリストの論点を裏返すと、サービス業を生業とする他の三社が、環境の変化にさらされてどん底に沈んだときに、盛り返す可能性を持つビジネスモデルなのかどうか、とも言えます。

    結論。なんとでも言える。

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