Amazon、企業向けにAmazon Pagesを提供開始―独自URL、ソーシャルメディアマーケティングも可能に

クリスマス商戦を目前に控えて、Amazonが企業向けサービスで攻勢を強めている。Amazonが新たに発表したAmazon PagesはあらゆるサードパーティーがAmazonに登録されているどんなプロダクトでも販売できるオンライン通販ページだ。
AmazonはこのAmazon Pagesについてまだ大々的な宣伝をしていないが、ブランドはAmazon.comの中に独自のデスティネーション・ページを設定することができる。そのURLはhttp://www.amazon.com/ブランド名 となる。大きなロゴや写真、ソーシャル・メディアへのリンクなどダイナミックなページのデザインがテンプレートを利用して誰でもできる。AmazonとFacebookに簡単にメッセージを発信できるAmazon Postsサービスも提供される。またAmazon Analyticsでは売上や広告の効果などを分析、管理できる。
今のところAnalyticsは初歩的な分析にとどまっているが、将来Amazonがこの分析を強力なものにしていこうとすればいくらでもそうできる。SalesforceやOracleと正面から激突するような高度なサービスに発展する可能性も十分にある。
ただし現在AmazonがPagesのリリースによって意図しているのは、ブランド、特にスモール・ビジネスが独自のオンライン通販サービスを止めて全面的にAmazon.comのショッピングモールの中で営業することを考えるよう誘導することにあるようだ。ここで数ヶ月前にわれわれが報道した新しいトップレベル・ドメイン名の登録に関する記事を思い出してみる必要がある。このときGoogleは.lolドメインを取得して注目を集めたが、Amazonも.buy、.coupon、.group、.room、.pay、.shop、など数十ものTLD名を登録していた。将来Amazonを利用すればこうしたドメイン名が使えるようになるなら、大きな魅力になるだろう。
このサービスはAmazon Marketing Services事業部からリリースされている。トップページにはPages、Posts、Analyticsが紹介されており、これらのサービス全体の利用法をまとめたユーザーガイドがPDFで提供されている。このガイドは昨日(米国時間11/19)公開されたばかりだ。
われわれはこれらのサービスについてさらに詳しい情報を求めてAmazonに取材中だ。
とりあえずわかっているのは以下のような点だ。
Amazon Pagesの作成は無料。ブランドであれ個人であれ、自由に独自サイトを開設し、運用することができる。URLは、たとえば、 http://www.amazon.com/techcrunchなどのようにカスタマイズできる。現在Amazonは3種類のページテンプレートを提供している。
Amazon Pagesは現在のAmazonの商品ページよりずっと派手なものにできるようだ。写真をもっと多数表示できるし(その例を上に貼った)、FacebookやTwitterに飛ぶボタンも設置できる。自分が販売しているものでも他社のものでもAmazon上で販売されている商品なら自由にリンクが張れるウィジェットが用意されている。
「消費者は見慣れたAmazonの環境の中でショッピングができるので信頼感を得られる」とAmazonは説明している。
Amazon Postsは新たなソーシャルマーケティングの一種だ。Amazon Pagesの運営者はPostsを利用して自分のページを簡単にアップデートできるだけでなく、Facebookページにもそのメッセージを同時投稿できる。Amazon専用のHootSuiteのようなサービスと思えばよいだろう。アップデート投稿の予約もできる。
現在Postsが投稿できるのはAmazon Pages自身の他にはFacebookだけのようだが、Pagesのソーシャル・ウィジェットの中にTwitterが含まれていることからすれば、近くTwitterへの投稿も可能になるかもしれない。
PinterestやFancyとの連携については不明だが、こうしたさままざな商品の写真を中心にしたサイトはAmazon Pagesと親和性が高いように思われる。
最後にアナリティクスはAmazonがビッグデータ処理の分野で強力な存在になる可能性を示唆するものだ。 AmazonはPagesのユーザーに対して、PagesやPostsのトラフィックや売上など運用成績を詳細にモニタするダッシュボードを提供する。Pagesと同様、Posts、Analyticsとも利用は無料だ。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)





















Amazon Pagesの作成は無料。日本にきた時、楽天市場の場所代モデルは、転換期に入るかもしれないな。
無料ってのがスゴイな。