
フラッシュメモリの次のメモリ技術と言われているクロスバーアーキテクチャの研究開発を行っているCrossbarが、複数の投資家から2050万ドルを調達した。SECへの提出書類によると、最終的な調達額は2100万ドルになる模様だ。
Crossbarはこれまでも、Correlation VenturesやArtiman Ventures、Kleiner Perkins Caufield & Byers、Northern Light Venture Capitalなどから資金を調達している。Crossbarは、グローバルなメモリストレージ産業のための新しいソリューションを提供している企業だ。
“Crossbar”は、モバイル時代の新しい高密度なアーキテクチャを指す用語でもある。今モバイル市場は、それまでの不揮発性フラッシュメモリの限界にぶつかっている。しかしそれでもメーカーは、デバイスのサイズのより小型化と容量の拡大という矛盾する命題を、今後もますます追い続けるしかない。
nanoRevによると、これまでのプロセッサやメモリのアーキテクチャではメモリ回路と論理回路が分離していた。クロスバーアーキテクチャは両者を融合して、人間の脳に似た構造を作りだす:
クロスバーアーキテクチャは過去数十年間、プログラマブルロジックデバイスの製造に応用されてきたが、ごく最近ではHewlett-Packardのナノワイヤ利用やNanteroのカーボンナノチューブ利用に見られるように、ナノレベルの技術に進化している。クロスバーアーキテクチャを使ったメモリの重要なアドバンテージは、再構成可能なコンピューティングとデータストレージの両方に使えるリソースを提供できることだ。このことは、メモリ回路と論理回路が分離している従来のプロセッサアーキテクチャとの顕著な違いであり、そのためクロスバーアーキテクチャは、信号処理と記憶保存が統合している脳に近い構造を有する。
今Crossbar社にコメントを求めているので、得られ次第この記事を更新しよう。
