Bitcellarは日本のデベロッパーとしては珍しく、外に向かって国際市場を目指している。同社はこれまでGoogleのAndroidプラットフォームで成功を収めてきたが、 ついにiOS市場にデビューを果たすことになった。
写真編集アプリ、FxCameraは基本的なフィルタを始め、魚眼レンズ化や劇画タッチの線描化などありとあらゆる高度な画像処理機能を備えている。FxCameraが登場したのは2009年だが、その後、Google Playの写真アプリで35ヶ国で常にトップ5入りを続けてきた。
Bitcellarは今年に入って、FxCameraを買収(金額は不明)し、個人デベロッパーの山下盛史氏を取締役に迎えた。同社の月間アクティブユーザーは500万人といわれる。
この間、Bitcellarは日本でもっとも著名なベンチャー・キャピタルの一つであるJAFCOから500万ドルの資金を調達している。川村亮介CEOはBitCellarを創業する前は日本の大手モバイル・ゲーム運営会社、GREEに2600万ドルで買収されたモバイル広告会社のアトランティスの幹部を務めていた。
iOSに参入すると、FxCameraはCamera+を始めとする多数の人気ある写真編集、共有アプリとの競争に直面する。ここでは写真フィルタは非常に一般的なものになっている。
FxCameraは、それだけできわめて競争の激しいiOSアプリの世界で成功を収められるとはかぎらないが、単なるフィルタ以上の機能をいくつか備えている。FxCameraはAndroidでは最初の優秀な写真アプリの一つとなるという幸運に恵まれたが、iOSの写真アプリとしては登場はむしろ遅い方だ。このアプリには魚眼モードや対称モードがある。名前の通り魚眼レンズ風の効果を与えたり、写真を対称化したりする。また録音機能もあって写真に音声でメモが残せる。
Bitcellarは現在このアプリを無料で配布しており、広告も掲載していない。ビジネス・プランとしては、ユーザーが写真をウェブに保存するクラウド・ストレージ・サービスを考えているという。料金については未定だが、Google DriveやAppleのiCloudにも勝てると考えているようだ。
「誰もがiCloudのことを知っていますが、あまり利用されていません。使いにくいからです」とBitCellarのマーケティング責任者の長松淳一氏は語った。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)
