
今日(米国時間11/26)Mozillaは、Firefoxブラウザの新バージョン(v 18)のデスクトップ向けとAndroid用のそれぞれベータをリリースする。今回はとくに、デスクトップ版のアップデートに顕著なものがあり、JavaScriptジャストインタイムコンパイラIonMonkeyや、レティナMacのサポート、タッチスクリーンのあるマシン用にW3CのTouch Eventのサポートなどが提供される。Android向けでは、フィッシング対策の強化や、オプトインとして検索のサジェッションが提供される。
IonMonkeyは、Mozillaのビッグな取り組みだった。この新しいJavaScriptコンパイラは9月にFirefox 18のナイトリービルドでリリースされたが、その時点ですでに開発に1年を費やしていた。ベンチマークによると、IonMonkeyはこれまでのTraceMonkeyやJägerMonkeyジャストインタイムコンパイラに比べて26%の性能アップ、という。
さらに今回より、OS X 10.7以上に対しレティナディスプレイがサポートされる。これは、先月発表されたとおりだ。まだ試作段階のWebRTCのサポートも加わった。開発に長期を要した内蔵PDFビューワも、今回やっと導入された。また今回のFirefox 18では、HTTPSで接続しているWebサイト上のセキュアでないコンテンツを、ユーザが遮断できる。
W3Cのタッチイベントがサポートされたことも、重要だ。これまでMozillaが独自に提供していたMozTouchイベントに代わるものだが、ただし現状ではFirefoxユーザのわずか1.1%がタッチスクリーンを使っているにすぎない(Windows 8上のFirefoxユーザは4.4%がタッチを使用)。
これらのアップデートを盛り込んだFirefox 18の最終安定版のリリース予定は、2013年の第二週となっている。ベータ版は、Windows、Mac、Linux用いずれもここでダウンロードできる。