Google Playを訪問してアプリ、音楽、映画などのレビューを見ても、臆病者が匿名で低劣なことを言っているのにうんざりしなくてもすむようになる。Googleはそれぞれのレビューに投稿者のGoogle+名とプロフィール画像を掲載することを決めた。
この方式が100%理想的なものかどうかは分からないが、Googleはあらゆる面で断固としてGoogle+連携を推し進めるつもりのようだ。最近、YouTubeでもユーザー名をGoogle+と同期させることができるようになった。今回のPlayストアに対する措置はウェブ、モバイル双方の投稿に適用される。
「このレビューはGoogle+で管理されています」という注意書きに注目だ。Googleがソーシャル化にかける意気込みが伝わってくる。これはその場の思いつきではなく、会社全体を長期にわたって進化させていこうとする大プロジェクトの一環だ。
この動きにしかるべき注意を払わないようでは専門家失格だろう。なぜなら、GoogleはFacebookと対抗することを目指しているのではないからだ。これはGoogleの全てのプロダクトをGoogel+をハブとして融合させていこうとする試みなのだ。しかもそれは現に功を奏しつつある。ちなみにFacebookも独自のApp Centerについて実名制を採用しているので、レビューが実名制になるのはトレンドといってよいだろう。
レビューを書くならさっさとログインしろ、と促される。
AppleのApp Storeは独自のユーザー名システムがあるが、いい加減な内容の投稿も簡単にできる。そのためApp Storeのデベロッパーはレビューにほとんど注意を払わない。Googleがレビューを実名制に近づけていることには、デベロッパーにレビューをもっと真剣に受け取らせ、ユーザーとの対話を促進させる狙いがあるのだろう。Appleもソーシャル化を図ったが、失敗した。Pingを使ったことある読者はどのくらいいるだろう? Google+はGooglePlayを活性化させる一助となるかもしれない。Googleのプロダクトのどれかを使っているなら、すでにプロフィールが登録されていることを忘れてはならない。
ウェブの匿名性は死んだのか? それを歓迎するものも多いだろう。私の経験だと、偽名やアバターの陰に隠れたがる人間はろくでなしである確率が高い。もちろん匿名の投稿がすべてろくでないものだという意味ではない。しかし私の言わんとするところは察していただけるだろう。
ろくでなしは匿名性を好む。ろくでなしでない人間は自分自身として行動することに問題を感じないものだ。 Googleはこの点で立場を明らかにした。あまりにも割り切り過ぎた考え方だろうか? いずれにせよ、私は責任ある言論がウェブに栄えることを望むものだ。
〔日本版〕 2012年11月28日朝現在、日本のGoogle Playストアのウェブ版でもレビューを書こうとすると
これ以降、あなたの書くレビューは Google+ 名と写真を使用して一般公開されます。以前のレビューの名前には「Google ユーザー」と表示されます。
というポップアップが出る。モバイル版ストアにAndroidデバイスからアクセスしてみたが、まだGoogle+との同期は導入されていなようだった。
[写真: Flickr]
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)