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緊迫情勢の続くシリア、インターネット遮断の模様。携帯電話および固定電話でも通話困難な状況

Damascus_from_Qasiyon複数のインターネットモニタリングサービスが伝えるところによれば、どうやらシリアはインターネットを遮断した模様だ。同地ではここ数ヵ月、政府および反対勢力の間に争いが繰り広げられている。反対勢力側は共同で、大統領であり独裁体制を敷くバッシャール・アサドを打倒しようと狙っている。首都のダマスカスでは携帯電話や通常回線でも連絡が取りにくくなっているようだ。

シリアの最近の状況はと言えば、フランスが11月13日にまず反政府勢力をシリアの代表機関であると認めた限定的ではあるものの、アメリカもまたフランスに続いて反政府勢力の立場を追認している。

他国による承認を受けて、反政府勢力としては着実に目的を達しつつあるようではある。但しフランスは、反政府勢力が人民の多くを代表する形を確立しなければ、対外的な機関として認められないと主張していた。それにより反政府軍側は異なる背景・宗教をもつ人びとを代弁する人物たちを組織の中枢に招いている。

立場の異なる人びとは現在のところ、反アサドということで強力な共同戦線を確立している。アサドはこれにより北部および東部での統治能力を失ってしまっている。ただ、反政府勢力の中にも意見の異なる部分は多く、通信手段を遮断することにより、相互の連携を難しくしようとする意図もあるようだ。

ちなみにもう少しきな臭い分析もある。すなわち外国人ジャーナリストたちの通信手段を遮断することで世界中からの視線を妨げ、そのあいだに反政府勢力側に対する総攻撃を行おうとする意図ではないかというものだ。

(Image credit: Wikimedia Commons)

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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