ポール・グレアム曰く:Yコンビネーター次学期のスタートアップは「50社以下」

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Y Combinatorの共同ファウンダー、Paul Grahamが同アクセラレーターの2013年冬学期に関して何点か興味深い発言をした。一番大きかったのは、これまでより規模が小さくなることだ。具体的な数字はまだだが、Y Combinatorウェブサイトの最新記事で彼は、次回はスタートアップの数が50以下になるかもしれないと書いている。

この話題を追っていない人のために言うと、これはY Combinatorのクラスが過去最大(2012年夏の84社)から長年来の最小になることを意味している。

「受付数を減らした理由は、2012年夏に急に大きくなりすぎたからだ」とGrahamは説明する。「2012年冬は66社で、あれで良かったのだが、何かの理由でいつもより多くのことが起きて、66から84に急増してしまった」

何が起きたかについて彼は詳細を語らないが、YCとしてもよくわかっていないのかもしれない。このニュースは、GrahamがY Combinatorスタートファンドの仕組みを変え、スタートアップが受け取る初期出資金を大幅に減らし、オフィスアワーの形でアドバイザーから対面による助言を受ける機会を増やすことを発表した直後のことだ。クラス縮小の噂は、消費者向けスタートアップ周辺での投資冷え込みに関する最近の記事でAlexiaが指摘していた

クラスの規模に関する問題は、応募数が増え続ける中何度も持ち上がっており、前回の拡大は一つの実験と捉えられていた。YCパートナーのHarjeet TaggarはTechCrunch Disrupt New York 2012のステージで、夏学期のクラス規模が大きかったにも関わらず、選考はこれまでで厳しかったと語った(合格した会社の数は応募総数の約2%)。

徹底した厳選主義と、Taggarの言った審査の厳しさは当然今でも続いており、Grahamらは今回積極的に小さなクラスを目指たわけではない。彼は、クラス人数の減少は全般的に選択を厳しくしたことによる理由が大部分であると指摘する。その中には「過去に投資したトップクラスのスタートアップに欠けていた資質の高さや、失敗したスタートアップに共通することがらを見極めること」などが含まれる他、YCパートナーたちが、昼食後に審査が甘くなるという結論に達したこともある。

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(翻訳:Nob Takahashi)