
Doxie Goとは、バッテリーおよび512MBのメモリを内蔵するポータブルスキャナだ。どこにでも持ち運び、気になるドキュメントがあれば、捨ててしまう前になんでもスキャンしておくことができる。それも便利だが、本プロダクト一番のウリは同梱されているソフトウェアだろう。Dropbox、Evernote、ないしCloudAppなどのクラウドサービスと連携することができるようになっている。スキャンしたドキュメントはパソコンにインストールしてあるソフトウェアで開いて編集することもできるし、あるいはOCR処理を行ったPDFとして保存しておくこともできる。
デスクに置いても邪魔にならない小型スキャナ。性能は十分で、仕事に使って不満に感じるようなことはない。情報の同期化ツールとしても考慮に値する。捨てるしかないペーパー情報はいったん全てこのDoxie Goに読み込ませれば、いろいろなサービスやアプリケーションで読み取り情報を活用することができるようになる。
たとえば複数のPDFドキュメントを選択して「Staple」ボタンを押すことでひとつのPDFドキュメントにまとめることもできる。予めまとめる予定にしていなかったものでも、あとで必要に応じてまとめておくことができるのだ。これまでのスキャナ関連ソフトウェアにはなかった快適さを提供してくれると思う。
何年も前から言われている「ペーパーレス」に、今年こそ取り組もうとしている人に送るのが良いだろう。少々値段は高いが、ソフトウェアの快適さと応用範囲の広さは必ず満足に値することだろう。
書籍のスキャンについては、Doxie Goでは行えない。しかしレシート、印刷物など、通常のスキャン対象物ならなんでも読み込むことができる。使い方も簡単で、電源を入れて用紙を読みこませるだけだ。速度についても満足のいくものだと思う。
これまで耳にした、ないしは使ったことのあるスキャナメーカーのものでないことに不安を感じる人もいるかもしれない。しかしこれまでのメーカーは機能の複合化を目指し、大型化してしまっているのだ。スキャンだけが目的で、そしてハードウェアおよびソフトウェアの全体をよく考えたデザインのものが欲しければ、このDoxie Goは一考に値すると思う。



[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)