どこかにでかけるのは、そこにでかける意味があるからだ。食べる場所を選ぶのも無作為ではありえない。お酒を飲むのもどこでも良いというわけではない。店の雰囲気が気に入っているということもあるだろう。あるいはウェイトレスないしウェイターに、感じのよい人がいるというケースもあろう。夜中までカラオケが楽しめるという理由で、ある店の馴染みになるということだってある。
本日よりFoursquareでは、「場所にある意味」をも取り扱うようになった。すなわち、自分の管理する施設に対してイベント情報が付加できるようになったのだ。いきたい場所を探したり、あるいは友だちをどこかに誘うのに、また一層便利になったわけだ。自分であれこれ説明せずとも、Foursquare上に「行きたくなる理由」が表示されるようになる。
また、イベント情報は表示されるだけではない。チェックインする人にイベント情報も紐付けられるようになった。どこにいったかだけでなく、どこで「何をしたのか」を記録に残せるようになったのだ。
Foursquareのブログにもリニューアル情報が掲載されている。
Foursquareのアプリケーションでは、これまでにも映画やスポーツイベントの情報を提供してまいりました(ベニュー所有者の方は編集することもできるようになっていました)。Foursquareではベニュー管理者の皆様に、自由にイベント情報を追加編集していただけるようにいたしました。アーティストの講演、アートおよびクラフトフェア、記者発表会などのイベント開催時に便利にお使い頂けるとおもいます。

イベントを行う施設を運営している方、ないしは利用者にとって便利になるだけではない。これはFoursquare自身にとっても非常に役立つ機能だ。最近の風潮に従って、より細かいデータを大量に集めるようになったわけだ。すなわちこれにより、利用者に対して一層深くターゲティングした情報を提供できるようにもなる。
Foursquareは、施設情報を一層活用しようという方向に進化してきている。十分に機能しないこともある従来型広告モデルに拘るのではなく、新たな一歩を築きつつあるということなのかもしれない。Foursquare自身が、Foursquareの提供するエクスペリエンスで前に進もうとしているようだ。利用者にとっても施設運営者にとっても価値が高まり、そしてFoursquare自体も潤うという構造が構築できるかもしれない。
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(翻訳:Maeda, H)