61万9000人が、Facebookのサイトガバナンスとポリシーに関する投票に参加し、87%が変更に反対している。しかし、あと2億9940万人以上が明日の午前までに投票しない限り、Facebookユーザーは将来の変更に対して投票する権利を失い、そのデータはInstagramと混ざり合う。必要な投票数を得られず、Facebookの「民主主義」に関する実験は終ろうとしている。
たとえ投票機構があってもFacebookが民主主義であったことはないと考える人たちもいる。結果が拘束力を持つことがほぼ不可能なシステムだからだ。これは3回目恐らく最後のFacebookサイトガバナンス投票であり、過去最高の投票率になりそうだ。2009年4月には66万5000人が投票し、今年6月には約34万2000人が票を投じた。このFacebookの提案書に対して、投票発動に必要な7000件をはるかに上回るコメントが付けられた。現在までに54万4642人が変更反対に、7万5539人が賛成に、それぞれ投票した。
投票期間が終了する西海岸時間明日正午までにデジタル市民が奇跡を起こさない限り、変更提案に反対する圧倒的多数意見は単なる「勧告」として扱われ、Facebookは自由に変更を発効できる。全Facebookユーザーの30%以上が投票した場合にのみ、その多数決による決定が拘束力を持ち、Facebook利用規約およびデータ利用ポリシーの改版を中止させることができる。

Facebookがこの投票に公正な機会を提供していることは評価できる。同社はこの提案に関して全ユーザーにメールを送り、自身が投票した事実や得票状況を友達と共有できるようにし、これらの投稿をニュースフィードの目立つ部分に表示している。Facebookは、共有機能やフィードでの露出を最小限にすることもできたが、そうはしなかった。
このガバナンス変更による影響は、かすかだが重要だ。今後もFacebookは他の殆どの会社と同じように運用されるだろう。しかしユーザーの声を聞く手段は増えるだろうが、サイトのポリシーに直接影響を与える道はなくなる。つまるところ、Facebookが支持者たちを適正に扱っているかどうかは、公開市場が決めることになる。たとえ投票システムが殆んど茶番であったとしても、これがなくなると10億のFacebookユーザーは、自分たちを繋ぐはずのネットワークとの繋がりが弱くなったと感じるかもしれない。
ガバナンスに関する現行規則をとるか、投票を廃止しFacebookとInstagramのデータ統合を許す新しい規約案をとるか、ここで投票できる。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)
