Instagramのケビン・シストロム、「疑問に答え、間違いを正す」ことを約束

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Instagramの共同ファウンダー、Kevin Systromは、非常に注意深く書かれた自身のブログ記事の中で、最近のプライバシー及び利用規約の変更に関するユーザーからのあらゆる疑問に答えるために、FacebookとInstagramが何をしていくかを説明した。

それは、本誌が予想していた「Beaconライク」な反応だった。

今日私がこれを書いているのは、私たちが耳を傾けていること、また、みなさんからの質問に答え、どんな間違いも正して混乱を取り除くために、今まで以上の努力を約束することを、みなさんにお伝えするためです。みなさんからいただいた意見や、報道された記事を再確認した結果、私たちは規約の一部を修正し、みなさんの写真に何が起きるかをより明確にします。

この書き込みでSystromは、Facebookがユーザーの写真を誰にも「売る」ことがなく、それが彼らの意図するところではないことを繰り返し述べた。これは永遠にその意志がないという意味ではない。彼は引き続き写真の所有権はユーザーにあり、プライバシーに関する変更は何もないと言っている。

では何が変わったかといえば、Instagramユーザーのコンテンツが、Facebookの10億人超のユーザーおよび広告ネットワークによってスポンサー広告などに利用可能になるという事実だ。このためSystromは、この部分が変更され該当する文言は削除されると言っている。

われわれが提案した文言によって、みなさんの写真が広告の一部として使われるかどうかに関する疑問が提起されました。当社はそのようなことする計画を一切持っていないので、問題を引き起こした文言を削除いたします。私たちの重要な目標は、他のアプリで見られるようなInstagramのユーザー体験を損うバナー広告を避けることです。代わりに、みなさんが新しく興味深いアカウントやコンテンツを見つけるお手伝いをすると同時に、当社が自立維持可能なビジネスを構築できる有意義な方法を生み出したいと考えています。

ここ数日間の状況は明らかに混乱していた。一部のユーザーはアカウントを完全に削除した。Instagramはどうやって自分たちの事業を、真にFacebook事業の一部にしようとしているのだろうか? Systromがそれに関してこう言っている。

背景をご説明すると、当社では将来、ユーザーもブランド等も、写真やアカウントを宣伝してエンゲージメントを高め、より有意義なファン基盤を作れるようにしたいと考えています。例えば、ある企業が自分のアカウントを宣伝してファンを増やしたい場合に、Instagramは何らかの方法でその企業を宣伝できます。そのプロモーションをより関連性高くより有用なものにするためには、あなたがフォローしている人の誰がこの企業をフォローしているかを知ることが役立ちます。このために、ユーザーがある企業をフォローしている場合、そのユーザーの生みだすデータの一部 ― 起こした行動(アカウントのフォロー等)やプロフィール写真 ― が広告に表示されるかもしれません。

どう控え目に言っても、当初これらの変更が不明確だったのは間違いない。Systrom、Instagram、そしてFacebookがこうして表へ出て抗議に答える決断をしたことは喜ばしいが、まさしくこれは、2007年のZuckerburgによるBeaconに関する謝罪釈明の再来である。一連のこうした「後に許しを乞う」アプローチは、ユーザーにとって有難いことではない。特にInstagramのように忠誠心の強いユーザーにとっては。

Systromは次のように締めくくった。

みなさんからのフィードバック、またこれほど気にかけてくれるコミュニティーを私たちが持っていることに感謝しています。変更に関して明確でなければならない。これはみなさんに対する私たちの責任です。

この件に関して驚くべきなのは、ユーザーは利用規約やプライバシーポリシーを読むとは限らない、と企業が理解していることだ。これはもちろんユーザーの問題だ。しかし、何かを実行に移す前の説明に特別な努力を払う会社は、概してそれに続く良い時間と悪い時間を経験する傾向にある。満足していなかったInstagramユーザーたちは、これに良い反応を示すのだろうか。それは次の重要な問題であるが、初期の反応のいくつかは彼らのFacebookへの書き込みで見ることができる。

[Photo credit: Flickr]

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(翻訳:Nob Takahashi)