
Perlが今日(米国時間12/18)、25歳の誕生日を迎えた。この、Linuxハッカーの伝家の宝刀、門外漢の脳をひたすら混乱させる言語は、作者のLarry Wallが最初のバージョンを1987年12月18日にリリースした(Perl 0も存在したがWallはそれを作った時期を明かさない)。Perlはその後、PHPやPythonなどの台頭により影が薄くなったようだが、しかし今でも、日常的な面倒な仕事はPerlのスクリプトで書くのがいちばん確実、と信ずるプログラマは少なくない。
Wallはこの言語を、sedやawkのような当時主流のスクリプト言語に代わるものとして作った。それらの言語は、強力ではあったが、本格的な開発言語に比べると装備が簡素すぎた。Perlの、いちばん良く知られた、そしていちばんポピュラーに使われた機能が、正規表現だ。それはテキストの文字列中に一定のパターンを探す、面倒だけれど強力な方法だ。
Wallは、Perlでは同じことをやるのに複数の方法がある、と言い、Perlでは“簡単なことは簡単にでき、難しいことでも十分にできる”、と説いた。すごくシンプルな言語ではあったが、前後不覚の酔っぱらいが書いたような迷作を、簡単に書けてしまう言語でもあった。たとえばこれのような:
〔出典。〕
ともかく、過去四半世紀にわたりPerlを作りメンテしてこられたLarry Wallとそのほかの勇敢なるみなさまに、あらためて敬意を表そう。これは実話だが、ゲームのフォーラム(掲示板)の全記録800メガバイトのテキストから、すべてのアドレスと姓を取り出すツールを、Perlで書いた人もいる。今からさらに25年後に、Perlはどうなっているか? 分からないけど、たぶんそのころはPerl 6が出ているんじゃないかな*。〔*: 6はすでにある。〕
〔余計な訳注: Webの初期には、Perlがいちばんメジャーな開発言語だった。初期のYahoo!(日・米とも)はたしか、すべてPerlで書かれたはず。〕
