Chitikaが反論:iOS 6利用者の急増は中国が原因、Googleマップではない。米国内では変化なし

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今週MoPubが報告した調査結果は、iOS 6の利用率急増が実際にGoogleマップの公開と一致していることを示唆したが、Chitikaは新たに米国内利用率を長期にわたって分析し、MoPubとは異なる説明を提示した。Chitikaが同社広告ネットワーク全体にわたる数百万インプレッションのデータを調べたところ、12月11日から17日までの6日間、iOS 6の利用率に変化はなく当初の調査結果と同様だった。

では、この両者にどう折り合いをつければよいのか? Chitikaはこの違いを調査対象範囲によるものであると推測している。MoPubは、世界中のネットワークからデータ集めており、その中には先週iPhone 5が発売された地域も含まれている。少なくともその一つは中国で、発売直後の週末に200万台のiPhoneが販売され、そのすべてがiOS 6を塔載している。iOS 6と共に新ハードウェアが出荷された新しい市場は多岐にわたり、実際中国以外にも33ヵ国で発売されている。

Chitikaの調査は米国およびカナダで利用さているデバイスが対象で、同社によるとiOS 6の地元での利用率は、12月11日から17日まで、Googleマップの公開日を含め、71.5%前後で安定していた。このデータの正当性を強化すべく、同ネットワークはiOS 6の公開時からのデータを示し、初期の急増から徐々に上昇して現在の安定期に致る様子を説明した。データは相対的に安定しているが、非常に多くのiOSデバイスを対象としている。

この堀り下げられた観測結果は、ユーザーたちがiOS 6版Googleマップの評判を待っていた、という理論に水を差すことになった。大勢のユーザーがアップグレードせずにGoogleマップの到来を待っているという図式は、一見良くできた逸話だが、他の要因(新市場での発売等)による増加を排除した制御環境下の数値は、Googleのソフトウェアが公開されたことだけで採用率が急上昇することはなかったとする当初の仮説を依然として支持している。

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(翻訳:Nob Takahashi)