
Googleはかなり前から、検索とGmailに関するさまざまな実用実験を、誰もが参加できる形でやってきた。今日(米国時間12/20)ローンチしたのは、デスクトップやiOS機あるいはAndroid機の上で、ユーザのGmailの受信トレイを検索の対象にする実験だ。これまでもGoogleでは、検索ボックスで[my flights]と指定すると、フライトを検索できた。しかし今度からは、たとえば[my purchases]と指定すると、ユーザが最近Amazonで買ったものや、その発送の状況が分かる。
あるいは、[my hotel reservation]や[my restaurant reservations]では、旅行のプラン(ホテルの予約状況)やOpenTableの予約(レストランの予約)を検索できる。また[my events]を指定すると、Google曰く“ TicketmasterやEventbriteの情報から今後のコンサートやスポーツの試合などのイベントの日程などが分かる”。
ホテルやフライトの予約情報は、すでにAndroid 4.0から上のバージョンのGoogle Nowプロダクトで使われていて、便の遅れやホテルをチェックアウトすべき日時などを教えてくれる。今日の実験的ローンチはいわば、Google Nowの一部をWebに持ち込むものだ。
これらの機能はそのほかの実用実験と同じく、メールアドレスが@gmail.comである合衆国のユーザのみ、そして言語は当面、英語のみだ。Google Appsのアカウントでは、この実験に参加できない。
ちょっとおもしろいのは、Googleはこの方面でやや遅かったことだ。MicrosoftのHotmailは2010年に、Quick Viewsというものを導入した。それは今回の[....]という形の検索指定よりも使いやすくて、今Outlook.comにあるものがサイドバーに表示され、それをクリックしてセレクトできた。ただし今回のGoogleの実装と違ってMicrosoftのメール利用は、イベントやレストランの予約などは簡単に取り出せない。