最新のアップデートで、Pathに重要な機能追加があったことにお気づきだろうか。これまでに投稿した全てのコンテンツを検索できるようになっているのだ。自分のものだけでなく、友だちのコンテンツについても検索可能となっている。
共同ファウンダーでCEOのDave Morinは以前、Pathのことを「日記アプリケーション(journalingアプリケーション)」であると位置づけていた(当初の写真共有のみを意識したような形から生まれ変わったときの話だ)。しかし今回のアップデートにあたって、次のようにも言っていた。すなわち「昔の日記を振り返ってみるためにどうしても必要な検索機能の実現をしていませんでした」とのこと。検索機能の実装については、初期の頃からいつか実現したいと言っていたものだ。それがついに実現したことになる(訳注:日本でAndroidフォンないしiPhoneから利用する場合、検索ボタンをタップすると「近日発表」という説明が表示されるようです)。
検索機能を実装するのは、イノベーションとも呼べないし何ら面白いものでもないのではないかと考える人もいるかもしれない。しかしソーシャルネットワークサービスの中で、「検索」を機能させることはとても難しいことであるようなのだ。そこで過去データを活用するTimehopやMemolaneのように、ソーシャルネットワークサービスを提供しているところとは別のサービスが広まるといった状況になっている。
Pathが検索機能を実装したことにより、特定の友だち、場所、時期、誕生日、あるいは何かで強く気持ちが動いた時のことなど、自在に検索できるようになった。Morinは1年前に行った自分の投稿を検索して見せてくれた(スキーばかりやっていたようだった)。絞込み検索にも対応していて、たとえば奥さんのBritと一緒にいたときの投稿ばかりを表示するというようなこともできる。
また、Pathの検索では利用者が明示的に入力したわけではないメタデータに基づいた検索をすることもでき、これがなかなか強力だ。たとえばMorinはスキーという語を指定して検索を行なってみせた。キャプションに「スキー」を記述している投稿もたくさん出てきたが、そうではないものも多くヒットした。これは投稿に付けられた位置情報を見て、Pathが「スキー関連のものである」と判断しているのだ。また「サンセット」の語を入れて検索して見せてもくれた。Pathはここでも、投稿された時間帯から「サンセット関係だろう」と判断した検索結果も表示した(一部、サンセットとは全く無関係なものもあったが、不便さを感じるほどの量ではなかった)。
「Nearby」(近隣)で行われた投稿を検索する機能もある。とくに旅行のときなどは便利だろう。友人が同じ場所を訪問したことがあれば、友人からの写真投稿などを見ることができるのだ。Morinはこうして情報共有を行うことを「非同期共有」と呼んでいる。
検索エンジンはなかなかの優れもののようで、Morinは「Amy(Swanson。PathのPRを行なっている)との最初の写真」を見つけ出してくることもできた。こうした複雑な検索には少々慣れも必要だろう。しかしPathの場合、なるべく簡単かつ便利に利用できるように工夫されている。検索画面にいくと検索のサンプルが数多く表示される。どのような検索を行うことができるのかは、そのサンプルから理解することができる。見ただけではわかりにくい場合、そのままサンプルの検索を実行してみることもできる。
検索機能はかなり便利だ。個人的にはきっとこれまで以上にPathを使うことになるだろうと思う。どのソーシャルネットワークを利用するかということについては、自分でもわかりにくいような独善的な基準がある。自分にもわかりにくいだけに、しばしばPathにしようかInstagramにしようか、それともFacebookに投稿しようかと自問することも多い。しかしPathを使えば非常に便利な検索機能が使えるようになった。数ヶ月後ないし1年後に振り返ることが簡単に行える。Pathを標準の投稿場所と位置づけておくのが便利そうだ。もちろんPathからさまざまな場所にクロスポストも行える。これまでも多くの人がPathをベース基地のようにして使ってきたことだろう。しかし、繰り返しになるが、古いコンテンツをこれまで以上に活用できるようになりそうで、今後はますますPathの標準投稿ハブとしての活用が広まりそうだと感じる。
ところでMorin曰く。Pathの登録利用者数は500万人になっているそうだ。
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(翻訳:Maeda, H)
