Poke[あいさつ] はFacebookの初期からあった機能で、発明したのはMark Zuckerbergだ。だから、最近12日間で新しいPokeアプリを作った小さなチームの一員に彼がいても不思議はない。情報筋によるとZuckerbergは、もうFacebookためにプログラムするのは止めると言っていたにもかかわらず、Pokeのコードを書いたらしい。
私の情報源によると、FacebookのCEOは冗談のつもりで携帯電話を使って効果音を録音したらしい。しかし、彼はその音にオーディオフィルターをかけ、現代版Pokeのサウンドトラックにしようと確信した。その間抜けな音は下で聞ける。
このアプリの開発プロセス自体が、Facebookの「ハッカーカルチャー」の一例だ。しかしそれは、同ソーシャルネットワークの潜在的ライバルや、ここで働きたいと思うかもしれない人々に対するシグナルでもある。
Facebookは、一過性メッセージング・アプリのSnapchatが爆発的人気を集めていることを知った。ユーザーは受信後数秒のうちに自己消去されるバカな写真やビデオを交換するのを楽しんでいる。
噂によるとFacebookは、その小さなスタートアップを買収しようとしたが、彼らは独立のままでいることを望んだ。FacebookとZuckerbergがハッカーモードに入ったのはその時だった。Appleがクリスマス前のアプリ受付を停止するまでわずか数週間、間に合うようにPokeを作るためには全力投球が必要だった。

そこで、Facebookの製品担当ディレクター、Blake Rossを含む少人数のチームは開発のギアを切り換え、Zuckerbergはプログラミングに手を貸し、デザイナーのMike MatasとSharon Hwangはアイコンを作り、ついにFacebookは締め切りに間に合わせ、今日の午前にPokeアプリを公開した。
しかし、なぜRossは彼のチームがこのアプリをわずか12日で作ったことをFacebookで公開したのだろうか。たぶんそれが可能であることを見せるためだろう。MG Sieglerが書いているように、これはもしFacebookに入らなければ、彼らは一瞬のうちにアプリのクローンを作り競合する、というライバルへのメッセージなのだ。
そして、トップクラスのエンジニアやデザイナーや製品企画者に対してPokeが与えた教訓は、Facebookが形式に縛られた従来型企業ではないということだ。メンロパークの1 Hacker Wayでは、ものごとがすぐに実行される。製品が出荷されるまでに何年もかかるテク系企業に勤めることもできる。しかし、2週間後には自分の作ったものを最大10億人が使っているかもしれないFacebookで働くこともできる。

iOS用Pokeはここでダウンロードできる
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[画像提供:Paul Sakuma/AP]
[訂正:Blake RossはPokeチームの一員で、Facebookチームの上級メンバーの一人であるが、このプロジェクトのリーダーではなかった。]
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(翻訳:Nob Takahashi)
