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BlueStacksのApp Player for Macがベータへ: 75万種のAndroidアプリをMac上で動かせる

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AndroidのアプリをデスクトップPCで動かせるBlueStacksが、今度はそのApp Player のMac用バージョンをベータでリリースした。これは、6月のアルファリリースに次ぐものだが、そのときは動かせるアプリが限られていて、Fruit NinjaやPulseなど、ごくわずかだった。しかし今日(米国時間12/27)のベータリリースでは75万あまりのAndroidアプリをMacで動かせる。

同社は過去にHalfBrickやPulse、Handygamesなどのアプリデベロッパの協力を求めたが、このMac用ベータでもそれを続ける。でも今では、同社が特許を持つ”Layercake”技術により、通常のAndroidアプリなら何でも動かせるようになった。

ここまでの数か月間、BlueStacksはインストールベースの拡大に努力してきた。そしてAMDなどのチップメーカーは、同社の今月初めの発表によれば1億あまりの各種製品にBlueStacksのソフトウェアをプレインストールすることになり(AMDは同社の投資者でもある)、PCメーカー大手のAsusは22万台にプレインストールする。さらに12月の初めに同社は、WindowsとMacのプラットホーム上のユーザの自発的なインストールが計500万を超えた、と発表した。今日その数は530万に増加している。アクティブユーザの数は公表せず、“とても多い”とだけ言っている。

これまでBlueStacksはほとんどPCだけがターゲットだったが、それは上記のプレインストール提携関係だけが原因ではなく、Macに関してはMacのインストールベースを顧客としてねらいたいモバイルデベロッパが、最初からアプリのOS XバージョンとiOSバージョンの両方を作ってしまうことが多かったからだ(したがって、BlueStacksへのMac方面からの需要は弱かった)。

でもそれがすべてではない。モバイルファーストにせよモバイルオンリーにせよ、モバイルデベロッパの一部はデスクトップ市場に全然迅速に対応していないのだ。Flipboardもその一つ。BlueStacksの企業顧客開拓担当VP John Gargiuloによると、たとえば、今回のMac用ベータのリリースで、デスクトップで動くFlipboardをやっと初体験するMacユーザもいるのだ。

Gargiuloによると、BlueStacksが期待するのは、今回のMac用リリースにより、デベロッパたちが“Androidファースト”の開発方針に前よりも魅力を感じてくれることだ。

彼曰く、“それはうちの側の視点というより、協力してくれるモバイルデベロッパの観点だ。彼らは最初に、どのモバイルプラットホームを順序として優先するかを決めなければならない。ユーザの広がりが最大となるのは、どのプラットホームか? で、BlueStacksがあるなら、Android優先で行けば彼らはPCもMacも獲得することになる”。もちろんMac上の利用をデベロッパの収益源にする方法はたくさんある。アプリ内購入も、Appleにピンハネされずにすむだろう。BlueStacksは、収益化(マネタイゼーション)プランの全貌と詳細を2013Q2に発表する。

ベータの終了時期は、未定だ。Gargiuloによれば、ベータの看板を下ろせない状況が続くかぎりベータをやる、ということだ。そしてその先のために同社は今、Mac用App Playerに同社独自のApp Discovery(アプリ発見)システムを加えるための開発に着手している。もちろんそれは、ユーザがアプリをより容易に見つけられるためだ。確かにそれは、おもしろい機能アイデアだ。今のアプリ発見サービス/アプリにはろくなものがないが、GoogleやAppleやAmazonやそのほかのアプリストアと並んで、バックに大量のデータを持つ企業がまた一つ、その市場に参入することになる。なにしろ“億”のオーダーのプレインストールは鬼に金棒。ユーザたちにきっと良質なサジェッションを提供できることだろう。

新しいMac用Playerは、BlueStacksのホームページで入手できる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))