
Microsoftの完全子会社であるMicrosoft Open Technologiesが今日(米国時間1/9)、VM Deptというもののローンチを発表した。それは、“Windows Azureのためのオープンソースの仮想マシンイメージの、コミュニティが支えるカタログ”だ、という。もちろんAzureにはすでにストアがあり、デベロッパはそこのクラウドコンピューティングサービス上で自己の有料アプリケーションをデプロイできる。しかしVM Depotでは、Amazon Web ServicesがAmazon Machine Imageサービスでやってるようなサービスが提供される。
Microsoft Open TechnologiesのOpen Source Communities担当シニアディレクターGianugo Rabellinoが今日の発表で述べているように、VM Depot自身もAzure上にあり、“Azureの公開APIにもっぱら依存している”。VM Depotでデベロッパは、構成済みのオペレーティングシステムやアプリケーション、デプロイメントスタックなどのカタログから選ぶことができる。たとえば今すでにライブラリにあるイメージとして、Ruby on Railsのスタック、WordPressのイメージ、Riakを迅速にデプロイできるイメージ、などがある。デベロッパが自作のイメージをここで共有することもできる。
Microsoft Open TechはAlt LinuxやBasho、Bitnami、Hupstreamなどとパートナーして、まずこれらのイメージをVM Depotのライブラリで動かしている。
Azureでこれらのイメージをデプロイするのは簡単だ。何も読まなくてもいい、というわけではないが、試してみたい人はまずこのドキュメンテーションを読めば十分だろう。
Azureは、AWSなどに比べるとデベロッパの心への定着度がまだ十分ではない。しかし今日発表されたような、完全にコミュニティに依存するオープンな試みは、その心の雪解けをうながすだろう。またAzure自身も、自分がオープンなプラットホームであることを訴求しやすくなる。Rabellinoは、こう書いている:
6月にMicrosoftが、Windows Azureのギャラリーで構成済みのLinuxイメージを提供すると発表したとき、私は思わず大きくほほえんだ。そして今日は、その日と同じような幸福がまた訪れた。Microsoft Open Technologiesがオープンソースのコミュニティを支援して、これからは彼らによるWindows Azureプラットホームの利用に、より積極的にコラボしていけるのだから。
