一週間の自動車旅行に出かけてみた。友人と一緒に南カリフォルニアの知人を訪ねてみたのだ。途中にはサンルイスオビスポ、サンタバーバラ、ロサンゼルス、サンディエゴ、そしてパームスプリングスにも寄り道してみた。大忙しというわけでもないが、知らない場所をいくつも訪問できて楽しむことができた。
そしてこの旅行を行うにあたり、ほとんど計画など立てずに済んだことに自分で驚いてしまった。事前に予約したのは1泊だけで、あとはその場その場で決めていった。我々のうちひとりが計画をたてるのが得意だったりしたならば、旅は少々異なったものとなっただろう。他にも何箇所か訪問することができたかもしれない。あるいはもっと記念になるような場所で食事を楽しむこともできたかもしれない。しかし事前にきっちりと計画する苦労をしなくても、概ね満足できる経験ができたと思っている。これは大いに発展しつつあるデジタルツールのおかげだ。今回の旅行で使ったものをちょっと紹介してみようと思う。また、もう少し何とかなるはずだという今後に向けての期待なども記してみた。
これはGoogleマップをおいて他にはないだろう。Apple製の地図も試してみたが、都市を移動していくとき、あるいは街をぶらぶらしてみるときなど、やはりGoogleマップの方が使いやすく感じた。これは誰もが知っていることなので、改めて追記することもあるまい。1000マイル以上を走った経験からして、やはりGoogleマップが素晴らしかったということだけを記しておこう。
Airbnbが大好きで、ここ数年のプライベート旅行はこればかり利用している。実のところ仕事で地方に行く時にもなんどか使ったことがある。そんなわけで、サンフランシスコとロサンゼルス間での最初のステイはAirbnbで探してみた。サンルイスオビスポかサンタバーバラあたりが希望だ。そして、面白さ優先で選んだのが郊外にあるテント風建物だった(「Art Farm Yurt Sleep under the Stars」という謳い文句そのままの体験だった。馬や犬が徘徊し、バスルームは別棟にある。しかしそれでいて快適で、ここでの体験だけでひとつの物語になるほどだ)。
但し、Airbnbを使ったのはそのときだけで、あとはすべてHotel Tonightを使った。使ってみるとその便利さに驚くほどだった。サンディエゴで2泊、パームスプリングスで1泊、そしてロサンゼルスで家族と1泊したが、すべて120ドル以下の宿泊料だった(新規利用特典で25ドル分のサービスがあって、クーポンも貰ったが、それは計算にいれていない)。今回の旅行は行き当たりばったりのもので、どこにどれだけステイするのかも決めていなかった。そのようなときでもHotel Tonightを使えば適当な価格で居心地の良いホテルを見つけることができる。
Airbnbは、きちんと予定を立てて、比較k的長めのステイを考えているときに非常に便利だと思う。とくに人気の場所や、あるいはホテルなどなかなか見当たらないようなところなどでも便利に使えるサービスだ。ただし、今回の私たちは予約などせずに旅行を楽しむことにしていたのだ。ちなみに一軒家を提供しているもののほとんど、および部屋貸しの一部については、価格的にみればHotel Tonightに掲載されているものとほとんど同じだった。またAirbnbの場合は家主が貸してくれるか、鍵をどうするかなどの折衝が必要になる。今回はただ単純に旅を楽しもうということだったので、ただHotel Tonightのベッドアイコンを操作するだけで簡単に予約するというのが快適だった。
店を探すには、Foursquareの「探索」も使っては見たが、結局はYelpに落ち着いた。いずれも行ったことのない街でおすすめ情報を与えてくれるのは便利だ。但しYelpの評価システムは、良い店を見つけようという目的からすると、便利とは言い難いように思う。評判の悪いところを避けるという感じで利用するのが良いのかもしれない。だいたいが星3.5個ないし4個という評価をされていて、本当に良い店というのを見つけるのにはあまり役立たないようだ。
実のところ、結局は「地元の人に尋ねてみる」というテックからは程遠いソリューションが最も役に立った。Yelpなどから見つけ出した情報について相談してみると、ばっさり切り捨てられたりもした。その街のことをよく知るのは、その街の人であるわけなのだ。
不満もあるのだが、付近での娯楽ないしTo-Do情報を探すにはTripAdvisorに頼ることとなった。実のところ個人的にはTripAdvisorが好きではない。いろいろなジャンルをカバーしているし、レーティングについてもなかなか信頼性が高いようにも見える。しかし情報については張られているリンクを辿って結局外部の情報を見て回ることになり、どうもあまり使い勝手が良いとは思えないのだ。
サンディエゴをフィーチャーしていることから、Peekの利用も考えた。しかし同サイトの目玉であるPerfect Daysは広告だらけという印象だ。それに、同サイトのターゲットはどうやら「お楽しみ」にあり、「面白いこと」とは少々焦点が異なっている印象もある。予め予定を立てているならばRoadTrippersなども、面白い場所の発見に役立つおかもしれない。
とりあえず今回の場合、やはり最も役立ったテクニックは「地元の人に尋ねてみる」だった。この分野はまだまだ「テック」にとって大きなチャンスが残されている場所であるようだ。
レンタカーとiPhoneを繋ぐ10ドルのAUXケーブルこそが、この旅行中に行った最高の買い物だったかもしれない。十数曲をたらい回しに流し続ける5つほどの地元ラジオなど聞けたものではない。SpotifyやPandoraこそ、なくてはならない旅の友ということになった。たまにNPRを聞いておこうと思えばTuneIn Radioが便利だ。現地での周波数を探して、20分もの間、車内の会話を中断するなんてことは馬鹿げたことだ。

一択:Letterpress
Disney Mobile Magic:クリスマスの日にはディズニーランドにも立ち寄った。いろいろと関連アプリケーションが出ているようだが、公式アプリケーションが地図や待ち時間情報、レストランやおすすめメニューなどをきちんとカバーしてくれているようだ。ただ起動時間などはもっと早くするべきだし、いろいろと改善できるところはあると思う。また一緒に旅行した相方はオフィシャルでない待ち時間表示系アプリケーションを使っていた。見た目もあまりよい感じがしなかったし、どこかで入手した情報を単に転記して表示しているだけのように思えた。どうもあまり「良い」アプリケーションとも思えないので、そちらのアプリケーションにはリンクを張らないでおく。
ちなみに、ディズニーランドではすぐに接続が切れてしまう問題もあった。限られたスペースに何万もの人が同時に携帯電話を使っているのだからそれは当然なのかもしれない。データトラフィックを逃がす意味でも、ぜひとも園内全域をカバーするWi-Fi設備を作ってくれることを期待したい。これはかなり急を要する事と思う。
スターバックス:シモな話で恐縮だが、実は5歳児なみの大きさの膀胱しか持っていない。5分毎にトイレに行きたくなってしまうのだ。それで近くのスターバックスを探すアプリケーションを非常に便利に使わせてもらっている。スターバックス「も」探せるが、近くにある綺麗で誰でも使えるトイレを探すのに非常に役立つアプリケーションなのだ。
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(翻訳:Maeda, H)
