
3Dプリンタが、大衆化に向けてまた一歩前進した。先週末に発表されたFilabotというプロジェクトは、廃品プラスチックを3Dプリンタ用のフィラメントに変えるロボットだ。プラスチックごみは、ほぼ無限にあるから、3Dプリンタを使ってプロトタイプや製品を作ることが、とっても気楽になり、しかも、相当な大量生産も可能になる。
3Dプリントに、はまっていない人には関心ないかもしれないが、Filabotがあれば、Makerbotなどの3Dプリンタで使う原料を、廃棄物から作ることができる。作者のTyler McNaneyは昨年Kickstarterで資金を集め、今年は製品を本格的に発売するつもりでいる。大々的にでなく、徐々に。
もちろん、廃棄物のプラスチックは、ごみや気泡などが心配だ。でも新品の、一巻き50ドルもするPVCフィラメントを使って大量のプロトタイプを作るのは、当然出る失敗作も含めて考えると、相当高くつく。Kickstarterの支援者はFilabot一台に350ドルを払ったが、一般市販価格は未定だ。
再生品技術には必ず克服すべき問題があるけど、でもFilabotには3Dプリントを家庭に普及させる可能性と魅力がある。家庭で、修理用の部品や玩具などを“資源ごみ”を使ってプリントできることを、想像してみよう。しかもこれは、プラスチックごみの減量という社会的問題の解決にも、少しずつ貢献してくれるはずだ。
