デスクトップPC販売の大手でありテキサスに拠点をおくDellが、上場廃止に向けてプライベートエクイティファンドとの協議を進めているという噂が流れている。発信元であるBloombergは、状況に詳しい筋からの情報であるとしている。
NASDAQに上場しているDELL株は現在急騰中だ。これはもちろん噂の影響によるものだ。Bloombergのニュースが流れてから、それまでの10ドル92セント辺りから15%上げて12ドル70セントの株価を付けている。
Dellの創業は1984年で株式の公開は1988年のことだった。現在の時価総額は200億ドル程度となっている。Bloombergが報じる所によれば、Dellは「少なくとも2つ」のプライベートエクイティファームと話を進めているところなのだという。
ちなみにDellが上場を廃止するのではないかという噂が流れたのはこれが初めてというわけではない。2010年にも株価の低迷により上場廃止が噂されている。そのときはDell上層部も、上場廃止を完全には否定しないほどの状況になっていた。
今回の噂について、テック業界での出来事をいろいろと覚えている人の中には「ざまみろ」と思う人がいるかもしれない。1997年にApple社のことについて質問されたマイケル・デルは「なにをしようと言うんだろう。会社を精算して株主に金を返した方が良いんじゃないかな」などと発言しているのだ。もちろん言うまでもないことだが、レバレッジド・バイアウトによって上場廃止するというのは、廃業するということにはならない。ただ多くの場合は大量のレイオフとリストラに繋がることにはなる。
詳細はDellに問い合わせ中だ。
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(翻訳:Maeda, H)
