ロバは生きていた! ボツワナの奥地でGoogleのストリートビュー撮影車がロバをはねて殺したという非難の声が一部から上がっていた。ロバ殺しはGoogleの「悪をなさない」というモットーに反するので由々しき事態だった―というのは冗談だが、それでもGoogleは忙しい中、ロバひき逃げという非難に対して詳細な反論をGoogle Mapsのブログに掲載した。そのタイトルもNever ass-umeというのだからおかしい
Ass-umeですよ。 お分かりかな? 〔assume=思い込む、とass=ロバのダジャレ〕
この話をご存知ない(それが当たり前かもしれないが)読者のためにおさらいしておくと、カルテクの理論物理学者でTwitterではReal SheldonCooperと”名乗っている人物(@TheRealSheldonCooper)がGoogleのストリートビューの画像にリンクを張って、「ストリートビュー撮影車の後ろの道にロバが死んでいる」とツイートしたことが始まりだった。
カルテクの物理学者がなぜボツワナのストリートビューを詳しく調べていたのかは謎だ。研究を中国にアウトソーシングしてしまって暇だったのかもしれない。
なんにしてもこんなささいな発見はTwitterに始終現れているわけだが、どういうわけかクチコミが爆発した。Fox Newsさえ取り上げるほどだった。
Googleはこの「ロバ殺し」の非難に対して理路整然と真相を説明した。Googleのブログによればこうだ。
この24時間、公衆とメディアの一部からボツワナのKweneng地区のロバの運命について懸念の声が上がりました。
われわれの360度撮影カメラの映像から、一部の人々にはわれわれのストリートビュー撮影車が遺憾なひき逃げ事件に関わっており、気の毒な動物を路上に置き去りにしたように見えたのです。
しかし、真相はまったく違います。下に示した写真がはっきり示すように、ロバはストリートビュー撮影車の前方に寝転がっていたのです。おそらくは砂浴びをしていたのでしょう。そしてわれわれの車が近づくと立ち上がって道の脇によりました。ロバは無事でありケガもしていないことをここにご報告します。
Googleの公開した写真1、2では撮影車は道の左側を走ってロバに近づいている。ロバはなるほど転がって砂浴びをしているらしい。
写真3でロバは立ち上がって道端に避けた。
写真4は後ろ向きのカメラで撮影されたものだが、ロバは無事に立っているところが写っている。
というわけでスキャンダルは回避された!
それともGoogleは自動走行車をアフリカの原野でテストしていてバグに遭遇したのだろうか? ロボットの野生動物に対する対処法に問題があったとか? 写真を見たところではフォトショされているようには見えないのだが。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)
