
デベロッパなら誰もが、毎日飽きることなく襲ってくる虫たちに悩まされる。虫がどこにいるのか、分からないこともよくある。だから、虫退治のうまい人は、勘が発達していなければならない。それでもときには、一日の大半を、コードを書くことよりもデバッグに費やしてしまうことすらある。
スマホからクレジットカードを使って支払を行うサービス(とちっちゃなカードリーダー)を提供しているSquareは、バグが、誰がいつ書いたコードのどこにあるかを見つけるためのデバッガSquashを社内用に内製した。そして今日(米国時間1/17)同社は、そのツールをオープンソース化してGitHubに置いた。デベロッパがプロジェクトのコードをチェックインしたあと、まずい部分があると、このツールがコードを分析して適切なアラートをくれる。このツールのおかげで、たとえばプロジェクトのマネージャが、誰がどのコードを提出したかを見つけて、当人にバグフィクスを命じる、といった手間が省ける。
Squareはこのツールの機能の一部についてこう説明している:
バグを見つけたとき全員にメールするのではなく、Squashは問題の当事者だけにメールを送る。Squashからメールをもらった人は、それは自分のバグだと覚悟して、フィックスに取り組む。彼がそのメールへの対応を遅らせると、バグはエスカレートする。バグは、放っておくと重症化する。それは、誰もが知っているはずだ。
またSquashは、バグがいくつあるか、その根本原因がどこにあるかなどを、視覚化して見せてくれる。
下のデモビデオを見てみよう:
We had some problems with exception tracking at @Square. So @riscfuture built us (and you) something incredible: squash.io—
Jack Danger Canty (@jackdanger) January 15, 2013
[ツイート訳: 例外の発生箇所を突き止めるのに悩んでいたとき、@riscfutureがsquash.ioというすばらしいものを作ってくれたんだ。]
企業が内部的に使っている優れたツールを、こうやって共有してくれるのは、とてもすてきだ。FacebookやTwitterやGoogleなどのビッグネームたちは、何年も前からそれをやっている。もちろんSquareの技術者たちも毎日、あきれるほど多くのバグと戦っているだろう。なにしろモバイルは、対応機種や対応プラットホーム(OS)の種類が、ものすごく多い世界だからね。
Squareが内製ツールを公開するのは、これが二度目だ。最初のは、全社員を接続状態に維持する便利なツールだった。
[写真クレジット: Flickr]