KickstarterプロジェクトのInfragramは、植物を〈違う光〉で見るカメラ

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環境に対するわれわれの考え方を変えようとするKickstarterプロジェクトは数多いが、これは、文字通りわれわれの見方を変える。Infragramは、市民科学者グループのPublic Labが作った低コスト赤外線カメラで、われわれが身の回りの植物の健康状態を理解するのを助けてくれる。

ゴールは単純だ。カメラをハックしてスペクトルの赤外(正確には近赤外)領域に目を向けさせる。Public Labの願いは、植物がいかにうまく光を酸素への変えるかをユーザーに見せることだ。最終結果は対になった2枚の写真で、疑似カラー画像には、どの植物(あるいは植物の部分)が最も多く近赤外線を反射しているか、つまり、最も多く赤と青の光を吸収しているかが示される。

370b87f0daefa167722a3efd36f87a45_largeできるだけ多くの人々が植物を〈違う光〉で見られるよう、出資金10ドルで既存のデジタルカメラに付ける「スーパーブルー」フィルターをもらえる(対応可能とみられる カメラの一覧)。

35ドル出資すると、最も基本的なハードウェア部品が手に入る。シングルボードコンピューターのRaspberry Piやノートパソコンに繋ぐ安いウエブカムだ。95ドル出資すると、いよいよ面白いものがもらえる。 オーダーメイドの2メガピクセルカメラで、かの「スーパーブルー」感光素子が内蔵されている。地域の緑を撮影したら、その疑似カラー画像を現在準備中のウェブサービスにアップロードできる。チームはこれらの画像からもっと多くの情報を引き出すための分析ツールも開発中にで、好奇心旺盛な自然愛好家は身近な草花についてさらに深い知識を得ることができるだろう。

Public Labは、この種のクラウドファンドによる科学プロジェクトではすでに知られている。昨年はDVD-Rディクスの破片を活用した自家製分光器のプロジェクトで11万ドルを集めた。新プロジェクトは開始後まだ5日しかたっていないが、熱烈な支持者たちによって3万ドルの目標まであとわずかだ。これらのInfragramカメラが、一部でも子供たちの手に渡ることを期待している。われわれの力になってくれるのは、植物たちの苦境に敏感な新しい世代の若者たちなのだから。

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(翻訳:Nob Takahashi)