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Apple、悲喜半ばの2014年Q1。売上576億ドル、利益131億ドル、EPS 14.50ドル

先ほどAppleは2014年Q1の収支報告を公開した。売上は576億ドル、純利益131億ドル、1株当たり利益(EPS)14.50ドルだった。前年同期と比べると、売上は5.7%増、EPSは5%増、純利益は横ばいだった。

同四半期にAppleはiPhoneを5100万台、iPadを2600万台、Macを4800万台売った。iPhoneは依然としてApple最大の金を生む製品だが、アナリストの予測は5500万台だった。Appleは彼らの期待を上回ることができなかった。2013年Q1と比較すると、iPhoneの売上は6.7%増(Appleの総売上よりも増加率が大きい)で、iPadは13.5%増だった。ハードウェア売上の詳細については本誌の別記事を参照されたい。

Apple CFOのPeter Oppenheimerは収支会見で「供給不足にもかかわらず」iPadを2600万台売ったと語った。つまりもっと在庫があればもっと売っていたということだ。「12月期終了時にはほぼ需給のバランスが整った」とOppenheimerはiPadの生産について言った。

「iPhoneおよびiPadの売上が新記録を達成し、Mac製品は好調、iTunes、ソフトウェア&サービス部門も引き続き成長していることを喜んでいる」とCEOのTim Cookがリリース文で語った。「お客様に満足していただくことを喜びとし、今後もわが社の製品とサービスをによってさらに体験を向上させるべく投資を続けていくつもりだ」。

売上は予測を下回ったが、EPSは予測以上

Fortuneによると、アナリストの総意は1株当たり14.36ドル、売上581億ドルと、いずれも成長を見込んでいた。WSJの予測は、売上574.6億ドル、利益126.8億ドルで利益は前年比3%減と予測していた。

iPhoneの販売台数が初めて5000万台を越える史上最高を記録しながら、売上はウォール街の予測を下回った。一方利益は横ばいでEPSは予想を上回った。利益率は37.9%、前年同期は38.6%だった。それが純利益が横ばいだった理由だ。

ちなみに、Appleは2013年Q4、売上375億ドル、純利益75億ドル、1株当たり利益8.26ドルだった。

前四半期決算報告時の指針で、Appleは売上550~580億ドル、利益率36.5~37.5%と予測していた。過去3四半期にわたり、Apple自身による指針は大きく精度を高めており、予測の上限は実際の数字に極めて近い。

ソフトウェア売上は前年比26%増だった。iOS 7は対応機種の80パーセントにインストールされた。「iOSは世界で最も人気の高いオペレーティングシステム」とOppenheimerは言った。iWorkアプリはOS X、iOSの両方で無料になったが、今のところ成長に影響を与えていない。

今四半期、iTunes、ソフトウェア&サービス全体で44億ドルを売上げた。

同社の現金保有高は1467.6億ドルから1588億ドルへと増えた。これは今でもAppleにとって重要な戦略資産だ。ただし米国内ではわずか344億ドルしか保有していない。

この数年間、同社は配当および株式買い戻しに関して寛容さを増しているが、それでも今四半期だけで120億ドルを加えている。多くのIT企業は12億ドルの〈売上〉を切望していることだろう。

暗い見通し

Appleは次四半期の売上予測を420~440億ドル、純利益を37~38%としている。2013年Q2の売上実績は436億ドルだった。つまり、Appleは来期売上に関して前年比ほぼ横ばいと予想していることになる。

Apple株は、時間外取引で5.7%ダウンを示しているが、主たる理由は今期の売上ではなく来期の指針によるものだろう。

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海外売上

大中華圏およびヨーロッパにおける売上は前年から成長を続けているが、その他の地域では横ばいに近い。海外売上の詳細については別稿を参照されたい。

Apple Q1 2014

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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