Skryfは、道路に砂で詩を書くロボット。これぞ芸術の儚さ

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Skryfは、オランダ人アーティストのGijs Van Bonが作ったロボットだ。数値制御工作機械(CNC)を改造して作ったロボットが、薄い砂の膜を撒いて文字や形を描いていく。Van Bonはこれを使い、現代詩を歩道にプリントする。ロボットが描くと、通行人の足が砂を遠くまき散らし、生まれるそばからアートが壊されてゆく。

昨年7月に撮影されたこのビデオは、アイントホーフェンて行われたオランダデザイン週間でSkryfが詩をプリントしているところだ。「一行書いている間に、別の一行が消えていく。人々がその上を歩いていくから」とVan BonがDezeenに書いている。「書き終わった後、私が来た道を戻っていくと、すべてが壊されている。それははかなく、ただこの瞬間だけのためのものであり、あとは人々と風にまかせるしかない」

ロボットは ― 実際には普通のラジコン4輪車に作りつけたレールに相当感動的な砂撒装置を載せたもの ― 命令を受けると時速約39メートルで書き始める。Van Bonはその地で得た発想を元に、Skryfが描く詩を選ぶ。例えばオランダデザイン週間では、アイントホーフェン市の詩人、Merel Morreの作品だった。これは、社会におけるアート vs テクノロジーの価値を示す美しい例証であるだけでなく、実によくできたプリンターとして、ペンキや石灰にも応用できそうだ。そしてまた、人々に詩を思い起こさせる賢い方法でもある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook