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製造業の自己革新を懸けてSiemensが$100MのVCファンドを創設

ヨーロッパ最大のエンジニアリング企業Siemensの投資部門Siemens Venture Capitalが、このたび新たに1億ドルのファンドを立ち上げた。このファンドの投資目的は、オートメーションの新しいやり方など製造業に革命と革新をもたらすデジタル技術を追究する若い草創期のスタートアップの育成だ。同社は過去二か月ですでに、3D視覚化のLagoaと、次世代のサイバーセキュリティソフトを作るCounterTackの二社に投資を行っている。

既存企業系のベンチャーキャピタルはこれまで、“鈍い”と評されることが多かったが、本誌TechCrunchの昨年11月の記事にも見られるように、最近では専業VCと変わらぬ鋭敏な動きを見せるところもある。事実、2013年10月には48件のVC投資ラウンドが総額7億1900万ドルの投資を行い、しかもその14%がCVC(corporate venture capital, 企業のベンチャーキャピタル)からの出資だった。CrunchBaseのデータによると、それはCVCの参加率が昨年で最高の月だった。

SiemensやGEなどのエンジニアリングと製造業のコングロマリットは、自分たちのデバイスやマシンが捉えたデータやインサイトを有効利用したいと考えている。またインターネットとそのほかのデジタル技術を組み合わせた新しい製造技術をGEらは“Industrial Internet”(産業インターネット)と呼んでいる。The New York Timesの昨年11月の記事は、これまでの古いエンジニアリングとソフトウェアによる新しいソリューションが、明確に区別されるというよりむしろ、今では両者が融合しつつある、と述べている。とくにその傾向を顕著に裏書するのが、“物のインターネット(Internet of Things, IoT)”と呼ばれる新しいネットワーキング技術の勃興だ。それにより、極論すれば、Generl ElectricもGoogleもある面では共にソフトウェアを基盤とする物作り企業となり、両社の業態が見かけ上同じになってしまうのだ。

Siemensの企業~産業界向け部門Siemens Industry SectorのCEO Siegfried Russwurmは、次のように述べている: “製造業の企業がグローバルなマーケットプレースで競争するためには、今やデジタル化とソフトウェアがますます重要だ。今回のファンドは、Siemensの“Industrie 4.0”(第四次産業革命)戦略の一環として、製造業と産業の自動化のあり方を変える可能性のある、革新的な技術とビジョンに資本を提供していく”。

同社の声明文によると、この新たなファンドは創生初期のスタートアップ企業を支援し、彼らとのパートナーシップを育むことによって、彼らの新しい技術により、長期的には既存市場の変革と、まったく新しい市場の創造を喚起していく。

今Siemensに、このファンドに関するより詳しい情報を求めているので、得られ次第この記事を更新したい。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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