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注目の「ソフトロボティクス」。MITは本物そっくりに泳ぐ魚ロボットを開発

Video: Melanie Gonick, MIT News

ソフトロボティクスという分野が急速に注目を集めつつあり、MITは専門のジャーナルの刊行も開始している。その第一号には柔軟なボディを利用して、まるで本物のように素早い方向転換なども行える魚ロボットが掲載されている。

この魚ロボットには硬い素材でできた部分(「ブレイン」と呼ぶパーツ群が内蔵される部分)と、炭酸ガスを送り込んで水の中をまるで生きているかのように動かすための柔らかい部分で構成される。この魚ロボットは、柔軟性を活かして「ハイパフォーマンス」なアクションを行うことができ、そしてまた制御パーツなども完全に内蔵している点で、画期的な存在として注目されている(これまではコントロールパーツは本体外に用意するものが多かった)。

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Photo credit: M. Scott Brauer for MIT News

ピラニア型魚ロボットなどを開発すれば、大金持ちがペットとして購入するようになるかもしれない。そういう方面の可能性は取り敢えずおいておいても、確かに用途によっては「ソフト」なロボットが適している場面もある。たとえば動きまわって何かにぶつかったりしても相手を傷つけたりする可能性は少ないわけで、そうした場面での有効性は間違いのないところだ。

また、バイオミミクリー(生物模倣)を通じて、逆に生物学分野に寄与する成果を挙げることも期待される。自然界にある動作をロボットに模倣させる中で、動物が実際にどのような仕組みで動作を行っているのかが明らかになることがあるのだ。

将来に向けては、ペットロボットの可能性ももちろん広がっていくのだろう。但し今のところは動力源の問題などからしても非現実的だ。MITのロボットは、ひとつの動作毎に炭酸ガスを20ないし30の方向に送り出して動作するため、少し泳ぐだけですぐにに炭酸ガスがなくなってしまう。現在開発中の新しいロボットでは、炭酸ガスでなく水を高圧で流すことで動力源として、30分ほど連続して泳ぐことができるようになるそうだ。しかしそれでも、たとえばシーワールドなどで魚ロボットが泳ぐのを見ることができるようになるには、まだ十年ほどの時間が必要になりそうに思われる。

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(翻訳:Maeda, H

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