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Mt.Goxから「取引展性攻撃」で盗まれたBitcoinは74万ユニット中たった386ユニットだった

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歌舞伎調のドラマの中で幕をおろしたMt.Goxだが、Bitcoinのシステム固有の取引展性(transaction malleability)という問題を利用したハッカーによる攻撃でBitcoinを失ったという指摘が当初から出ていた。

しかしこれはどうも正しくないようだ。チューリッヒ大学の研究者チームによれば、Mt. Goxが失ったBitcoinの総数は74万4408 bitcoinsにも上ると推定されるのに対して、取引展性攻撃によるものはわずか386 BTC、20万ドル相当にすぎなかったという。

このチームの研究によれば、これまでに取引展性攻撃で盗まれたBitcoinの総額は30万2000bitcoinだという。取引展性攻撃とは支払者に対して支払い処理が完了していないように思い込ませて二重払いを強いるハッキング手法だ。この攻撃が行われた兆候を追跡した結果、Mt. Gox関連のものは1811件しか存在せず、しかも実際に成功した攻撃はそれによりはるかに少ないだろうとCoindeskは述べている。

そもそもMt.Goxは外部のハッカーの攻撃によって崩壊したのだろうか? Karpalesは説明のためにアメリカに来ることを拒絶しており、Mt. Gox由来のBitcoinがあちこちで発見されているところから見て、隠された事情がある可能性はますます強まっている。しかしMt. Goxの利用者たちのところに金が無事に戻るかどうかは依然として予断を許さない。

Christian DeckerとRoger Wattenhofer教授のレポートはこちらからダウンロードできる

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+

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