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今週のUS記事総まとめ ― Heartbleedなど、驚きの一週間

日本語版オリジナルの記事も含めて驚きの多い一週間だった。TechCrunch日本版に携わり始めてしばらくになるが、身内的にいえばこんな展開もすごい驚きだ。定例イベントなども、皆さんのおかげでさらに盛り上がりつつある。これからの発展をご期待いただきたい。他にもダジャレに驚いたり、楽しい時間を過ごすことができた。

おしゃれなロゴ付きで世に強烈な「驚き」をもたらしたセキュリティ問題 ― Heartbleed

そんな国内ニュースをさておき、ともかく業界に「大激震」を起こしたのが「OpenSSLの重大バグが発覚。インターネットの大部分に影響の可能性」だろう。「[ビデオ]OpenSSLのバグ“Heartbleed”ってどんなの?」も含め、さまざまな解説情報がネット上に公開された。

ちょっと面白い切り口だったのが未訳ながら「Heartbleed, The First Security Bug With A Cool Logo」(「重大セキュリティトラブルもクールなロゴ付きで紹介される時代」)だった。こうした重大問題が発生したとき、一般的にはテキストだけの情報が流通する。しかし今回は専用のサイトもあり、そしてなんとトラブルのためのロゴまで用意されていた。もしかすると暗躍する組織などが背景にいるのかもなどという声もあったのだそうだ。

「シェア」時代の典型ツールとしてのDropboxにはまだまだ「驚き」の可能性

そして、これまた驚かせてくれたのがこちら。「ライス元国務長官、Dropboxの取締役に就任」。ライス氏の属人情報は何も存じ上げないながら、それがためにむしろテレビでビッグイベントについてコメントする様子が印象に残っていて「あんな人が!」と驚きを感じてしまった。

Dropboxからは他にも「Dropbox、1億ドルで買収した人気のメール整理アプリ、MailboxのAndroid版を発表」というニュースも人気を集めた。TechCrunchは何度も「メールの死」を宣言してきたような気もするけれど、やはりメールはまだまだ重要なコミュニケーションツールであるということなのだろう。

Dropboxの「Dropbox、ユーザーの写真すべてを保存・共有するアプリ、Carouselを発表」、「Dropbox、Microsoft Officeで共同作業ができるツール、Project Harmonyを開発中」などという記事も注目を集めた。確かにDropboxは「シェア」時代の典型とも言えるもので、まだまだ発展の可能性を内在しているのだと思う。

クラウドファンディングでも「驚き」の成果

クラウドファンディングでも驚異的な成果があがった。それは「世界初、299ドルの3Dプリンター、Kickstarterのゴールを11分で達成」だ。

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最近はニュース的にはやや落ち着きを見せていた3Dプリンター関連だが、低価格化および大衆化することで、また大きな話題を集めることとなった。記事の中にある紹介動画もなかなか面白い。ぜひご覧頂きたい。

ちなみにこちらの記事には続報もあり「Updated: Micro $299 3D Printer Passes $2M On Kickstarter In 3 Days」(続報:Kickstarter展開中の299ドル3DプリンターのMicro、3日で200万ドル超を調達)とある。

ところでKickstarterといえば「キッチンスケールは栄養価をも計測する時代に ― Prep Padに続いてSITU登場」という記事もあった。ふつうの人が投資するKickstarterにて、いわゆるニッチガジェットだけではなく「日用品」とテックの融合も進みつつある。

クラウドファンディングではないが「喘息対策に利用するピークフローメーターのテック化を目指すMy Spiroo」という記事もあった。これもやはりテックとの融合による、医療デバイスの「日用品」化を示す例だと言えそうだ。

利用者を巻き込む「驚き」

これまでのものとは少々ニュアンスが異なるが、ユーザーを巻き込んだ「驚き」もあった。

ひとつは「Facebook、全モバイルユーザーにMessengerアプリのダウンロードを強制、メインアプリからチャットを削除へ」というものだ。古くて新しいバトルフィールドであるメッセンジャー関連サービスだが、ここでFacebookはやや「追い詰められている」と考えているのかもしれない。そこで大きく「改善」するために、大きな変化を持ち込もうという意図もあるのだろう。

この意図に理解を示す人もいる中、やはりというべきか、「余計なことをするな」という声も大きい。膨大な利用者数を抱えるサービスの宿命とはいえ、こうした部分での過ちが致命傷となることもある。Facebookのサービス「改善」が、他サービスにとっての「チャンス」となることもあるのだろう。

Facebookからは他にも「Facebook、『いいね!』をねだるなどのページにペナルティーを課すと発表」。どきっとする人もいれば、歓迎する人もいる話。こういう話に限らず、キュレーションだのレコメンドというものの「システム化」の難しさを示す話でもある。

Twitterからも、利用者を巻き込む大きな変更がアナウンスされた。「Twitterのデザインがリニューアル―プロフィールはFacebook的になり、背景画像は廃止」という記事がそれだ。こちらは反対の声もあるものの、併せて新たな機能も導入されることになっていて、そちらに期待する声も多い様子。

ちょっと愉快だったのは「パワポキラーPreziがユーザ数4000万に–急成長は今も続く」の記事。多くの人がツイートしてくれた。「そう、これ便利なんだよね」という声もありつつ「そんなのがあるんだ」という声もちらほら。「驚き」にもいろいろある。

ちなみに、利用者を巻き込む話ながら、日本ではまだ巻き込んでもらえないという話もある。「Amazon、AmazonFreshで利用できるハンディ・バーコードスキャナーのDashを試験展開中」というのもそのひとつだ。

アメリカ国内でも地域限定で行っているAmazonFreshと連動するサービスだが、いろいろな可能性を感じさせる。

未訳記事からの「驚き」

これもいろいろある。たとえばもうすぐGoogle Glassが一般消費者の手にもやってくる。英語版の記事は「Google Lets Anyone In The U.S. Become A Glass Explorer For $1,500 Starting April 15」だ。利用例を示す動画の中で「ぼくはアマチュアの木登り師だよ」という発言があった。

「プロの木登り師」ってどんなんだろうと検索してみると、円山動物園のブログにヒットした。なるほど、こいつはプロかもしれない。

イスラエルのStoreDotというスタートアップの開発するモバイルバッテリーも面白い。30秒でフル充電できるのだそうだ。記事は「StoreDot’s Bio-Organic Battery Tech Can Charge From Flat To Full In 30 Seconds」。実用化にはまだ時間がかかるものの、イスラエルのStoreDotというスタートアップが開発元で、Samsungも開発作業に参加しているそうだ。

本家TechCrunchにて定期掲載しているInside Jobsシリーズも面白い。CEOなどではない、実際の技術業務に携わるエンジニアにスポットをあてたシリーズだ。今回は「Inside Jobs: Why Facebook’s Hardware Engineering Head Likes Getting His Hands Dirty」。訳出するとなるとシリーズすべて訳出したくなってしまうので、少し躊躇いを感じているところ。

長くなってしまった。他にも触れたいものはたくさんあるが、あとひとつ分くらいのスペースしかない。それなら「TinkerBots Want To Make Modular Robotics Child’s Play」にしておこう。子供にロボティクスを教えるための「おもちゃ」だ。このいかにも「おもちゃおもちゃ」した感じが楽しそうだ。

Maeda, H

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コメント

Shun Mori
骨系や歯の場合の方が臓器や柔らかい細胞と違って3Dプリンティングし易いかな・・マウスや羊の実験結果を…
Yoshifumi Murakami
どうやったら招待できるのか分かりますか?
mh
翻訳が微妙だな。Lightningと旧iPodケーブルで使用出来るみたい。
hokutotelecom
ある国の(名を秘す)タクシー。多分、女性一人では、利用できない。正規のタクシーでも、危険な乗り物。漫…
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