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バイラルメディアCuRAZY運営会社が1億円調達、独自コンテンツ制作に注力

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思わず友人にシェアしたくなるような、バズを生みやすい動画や画像、まとめなどを中心にコンテンツをキュレーションして提供し、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアでの拡散を狙うブログメディアである「バイラルメディア」が国内で急増している。米国ではBuzzFeedUpworthyがその代表例だが、国内でもCuRAZY ViRATESWhatsをはじめとして、数多くのバイラルメディアが登場している。サイバーエージェントも10のバイラルメディアを立ち上げるとしており、SpotLightなどに注目が集まっている。

これらのバイラルメディアは、ソーシャルメディアでの「シェア」によって短期間で大きなトラフィックを生み出すことに成功しており、例えばViRATESなどは、スマートフォンアプリを含めるとすでに2000万ページビュー(PV)を達成していると聞いているし、今回取り上げるCuRAZYも1900万PV(CuRAZYは現状アプリがない(7月9日15時35分追記:厳密にはWebViewベースの”ガワアプリ”はある。そのため後述のアプリの提供はリニューアル、となる)のでウェブサイトのみの数字)を達成したそうだ。ただ純粋にバイラルメディアと今までのメディアのPVを比較できる訳でもないし、むしろPVという指標自体が意味をなさなくなってくるのではないかという話もバイラルメディアの運営者からも聞いている。

さてそんなCuRAZYを運営するBitGatherが7月9日、サイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)、ディー・エヌ・エー(DeNA)、Skyland Venturesを割当先とする、総額1億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。あわせて、社名を「LAUGH TECH」に変更。ライター陣を拡大するほか、データ解析などを強化し、「笑いを科学する」をコンセプトにしたメディア運営を進めるという。

独自コンテンツで差別化狙う

BitGather代表取締役の伊藤新之介氏に話を聞いて印象的だったのが、最近バイラルメディア間でネタの「かぶり」が起きているということだ。僕も国内のバイラルメディアを読んでいてなんとなく感じていたし、ほかのバイラルメディア運営者からも「あのメディアは露骨にネタをパクっているのではないか」と具体的なサイト名まで聞くこともあった。

そういった状況を打破するためにも、CuRAZYでは独自コンテンツの提供を進めるという。正直バイラルメディアは読んでいて楽しいものが多いけれども、結局のところ既存メディアや他人のアップロードした動画が中心なのが現状。なので、独自コンテンツを作るという動きは1人の読者としても楽しみだ。

伊藤氏いわく、例えばBuzzFeedは(1)コストをかけた調査報道(2)まとめやクイズといった記事(3)今日本で主流となっている動画や画像を中心にしたトラフィックを生むコンテンツの3層構造になっているそうだ。だが国内でバイラルメディアと言われているのは(3)のコンテンツがほとんど。CuRAZYでが日本ではあまりない(1)の調査報道ができるまでの体制作りを進めたいと語る。「編集者4人、その編集者の方針に会わせて動くキュレーターが20人程度の体制を作りたい」(伊藤氏)。このあたりの話はViratesも語っていたのだけれども、調達で一足先にその体制を整えつつあるようだ。

また、社内で利用しているアナリティクスツールを強化し、国内外のウェブメディアに関するソーシャルでの反応などを解析できるサービスとして提供することを予定する。今夏にはスマートフォンアプリも提供する予定で、アプリにはこの解析サービスのアルゴリズムを使って、ソーシャルメディアで反響の大きいコンテンツを紹介する機能なども導入することを検討している。バイラルメディアのGunosy、SmartNewsといったところだろうか。

CuRAZYは現在、PVは前述の通り1900万で、UUは500万ほど。スマホ利用率は80%に上る。シェアされるソーシャルメディアはFacebookが8割以上(残りはTwitterが中心)、メインのユーザー層は30〜40代の男女が半々程度だという。今後は独自コンテンツを武器に、年内1000万UUを目指すとしている。すでにバナーや記事広告も展開しているそうだが、この1年については、マネタイズよりもユーザーの拡大に注力するそうだ。「ユーザーはまだ捕まえきれていない、『暇なときに立ち上げるアプリ』という立場に持っていってユーザーをしっかり捕まえないと意味がないと考えている」(伊藤氏)

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