従量制自動車保険のMetromile、カリフォルニアに進出

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Metromileの無料ガジェットを差し込めば、もう自動車保険の料金を払いすぎる心配はない ― もしあなたが、年間1万マイル以下しか運転しない70%の人々の一人なら。今日(米国時間7/16)Metromileは、従量制(per mile)自動車保険の対象地域を拡大し、カリフォルニア州でも使えるようになった。オレゴン、ワシントン、およびイリノイの各州では、すでに伝統的保険を破壊して成功を収めている。さらに同社は、専用の無料アプリ改訂し、車に不具合があれば報告し、駐車した場所を教え、通勤時間を最短にするルートと時間帯を知らせて燃費を最適化できるようになった。

もしあなたが、都会に住んでいてあまり運転しないなら、Metromileは車の所有をずっと経済的にしてくれる。ふだんはUberやLyftなどの乗り合いサービスを利用し、自家用車で遠出したい時だけ保険料を払えばよい。

Metromile Savings

Metromileの詳しいしくみについては、去年11月のサービス開始時に私が書いた記事を参照されたい。歴史的に、誰がどれだけ乗ったかわからないまま、自動車保険会社は殆どの人たちに過大な料金を課すことによって、長距離運転者たちを賄ってきた。

しかし、モバイル技術の進化のおかげで、Metromileは、ダッシュボード下の診断ポートに差し込み、ユーザーが何マイル走ったかを報告する携帯無線付GPSテレマティック装置を発明した。このスタートアップは、First Round Ventures、SV Angel、NEA、およびIndex Venturesから調達した計1400万ドルを使って、テレマティック装置を無料で配り、大手保険会社をホワイトラベル化して従量制システムを販売している。

Trip DetailsMetromile CEOのDan Prestonがこう説明する。「保険にかかわる費用の70%は、加入者の車が道路を高速で走っている時に発生する。ガレージや路上に止めてある車は殆どかかわらない」。つまり、あまり運転しなければ、保険会社が支払わなくてはならない事故に遭う可能性が低いので、Metromileは料金を安くできる。

Prestonはこう私に言った。「年間5000マイル以下しか走らない人は、Metromileに切り換えれば40%から50%節約できる」。

一方、他の保険会社は時代遅れのビジネスモデルに縛り付けられている。もし彼らが従量制保険を提供すれば、ドル箱の低マイレージドライバーは皆そちらに切り換えてしまい、高マイレージドライバーから、より高額、より公平な料金を取らなくてはならなくなる。つまりはシステム全体が崩壊する。

それはいずれにせよ起きる ― 裕福な低マイレージ顧客が従量制保険に移行してしまえば。同社曰く「現在Metromileの保険を使っている人は100万人以下だが、これは申し込み可能な人が全部で約2400万人しかいない中からだ」。

それでも販売は容易ではない。Metromileには信頼あるブランド認知がない ― たとえ背後では安定した80億ドルの保険会社が取扱っていても。消費者にとっては決断に勇気のいる大きな買い物だ。装置をタダで配るのも安くはない。殆どの人々は実際に装置を付けるまで、自分の走行距離を過大に見積っている。

それでも私はMetromileに乗換えるつもりだ。サンフランシスコに住んでいて、冒険したり遠出する時にはマイカーを使う。しかし、町中ではスケートボードに乗ったり、UberLyftを使うことが多い。車がガレージで眠っている間にも保険料を払って、ノンストップで走る赤の他人を助けている。それももう終りだ。

カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、およびイリノイ各州のドライバーは、2分間の見積りで、もし安くなるならMetromileの従量制保険を申し込める。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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