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エディタもコンパイラもデバッガも何も要らない…ブラウザ上で完全な開発サイクルをサポートするSourceLair

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コードの編集(エディット)なんて簡単だ。Vimをちょっと使えて、PHPをちょっと知ってて、あと、そばに缶ビールでもあれば、分からないことはGoogleの検索で調べながら突っ走れる。でも自分の(or会社の)サーバが使えないプロジェクトや、コードを書く環境がないときはどうするか? その答の一つが、SourceLairだ。

このフリーミアムのサービスを使うと、ブラウザの中に居たままでプロジェクトを作れる。言語はPythonとRubyとHTML5とJavaScriptとPHPとC++をサポートし、ブラウザ上でLinuxのシェルも使える。プロジェクトの実行も簡単にできるし(たとえばこれはぼくのプロジェクト)、バージョン管理にはGitやをMercurial使える。

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ファウンダは全員ギリシャのアテネ大学の出身で、これまでにいくつもの大きなプロジェクトや、大企業のdev部門を経験している(Warp.ly、ARM、Niobium Labsなど)。彼らはこのほどNational Bank of Greeceから25万ドルを調達し、今は約1000名のユーザを抱える。

協同ファウンダのParis Kasidiarisは次のように語る: “SourceLairは既存のソフトウェア作成ツールをブラウザ上にポートしたわけではない。むしろメインのコーディングツールであるIDE(これもブラウザ上)の中へGitHubやJIRAやHerokuなどなどのサービスを統合して、より強力な開発体験を作り出しているんだ。 SourceLairは大学の研究課題から始まった。ぼくらは全員、プログラムを書くことが好きだけど、デスクトップやラップトップに大量のソフトウェアをインストールしてからでないと何も始められないのは、かったるい。そこで、何もインストールしなくても、ブラウザ上であらゆるツールを使えたら、どんなプログラミングでもすぐに初められるのに…、と思ったんだ。

たしかに、こいつは使える。ブラウザ上でIDEが使える状態になるまで1〜2分、その後はずっと快調だ。プロジェクトを一つ作るだけなら無料だが、1ヶ月にプロジェクトを10個開発するなら月額8ドルを払う。ソースを保存するためのファイルシステムやフォルダも使える。プロジェクトの本格的なテストランにはDigital OceanやAWSを使うべきだろうが、毎回のビルドが終わったらすぐに動かしてみる、というプログラミング過程における実用目的のためなら、これで十分だ。

これまでは、新しいプラットホームでIDEが使えるようになるまで30分ぐらい、何度もapt-get(Ubuntuのパッケージインストールコマンド)をする必要があった。このSourceLairのようにすぐにコマンドプロンプトが出て、(使い方を知るための)デモページも見られるツールは、とくに初心者の負担を大幅に軽減してくれるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))