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ニコキャスがついにベールを脱ぐ、ライブ動画配信サービス始まる

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起業家に必要なのは高いIQよりパターン認識能力

nicocasドワンゴは12日、ライブ動画配信サービス「ニコキャス」のiOSアプリをリリースした。アプリではタイル状に並んだサムネイルを見ながら動画を探して視聴したり、自分で放送することができる。ニコキャスは9月30日に開催されたKADOKAWAとドワンゴの経営統合会見の場で、ドワンゴの川上会長が「ニコニコ生放送以来の大型新サービス」を年内にリリースすると語っていたが、今日までサービス名以外の詳細は明かされていなかった。

ニコキャスではタイル状のトップ画面をグリグリ動かしながら気になる動画を探せる。動画のサムネイルには視聴人数が表示されるので、人気番組がひとめでわかるようになっている。Twitterにログインすることで動画にコメントを投稿することが可能。応援したい「キャス主」がいれば、仮想通貨「ニコイン」をコメント付きでプレゼントする機能もある。ニコインを送ると、番組時間が15分から延長される。

自分で番組を放送するには、Twitterにログインした上で左上メニューから「放送する」をタップして放送開始ボタンを押すだけ。放送開始時にはTwitterで番組のURLが投稿され、自分のフォロワーが見に来てくれる仕組みだ。番組時間は15分間限定で、タイムシフト視聴はできないようになっている。実際にニコキャスに登場したドワンゴ取締役の夏野剛氏は「秘密のことを言っても流れるから大丈夫」と話していた。

ツイキャスキラーになるか? ニコ生との違いは投稿の手軽さ

国内で使われているライブ動画配信サービスといえば、ドワンゴのニコニコ生放送やモイのツイキャスなんかがある(あとFC2ライブも)。ニコニコ生放送との違いを端的に言うと、ニコキャスはniconicoアカウントが不要で、有料のプレミアム会員でなくても無料で配信できること。ニコキャスは、より気軽に投稿できそうだ。ニコ生と違って視聴画面にコメントが流れないのも特徴といえる。ちなみに、ニコ生には2014年4〜6月期で毎月358万人が訪問。6割以上が男性だ。

ツイキャスのユーザーは16歳から22歳、高校生と大学生が中心。ユーザー数は約800万人と言われ、女性が6割以上を占める。友達同士のコミュニケーションから徐々に広まり、ロンドンブーツ1号2号の田村淳や物まねメイクで有名なざわちんが利用するなど、プロとアマチュアがミックスしてコミュニティが盛り上がった経緯がある。配信中の画面はニコキャスとかなり似ている感もあり、両サービスは競合となりそう。ニコキャスが今後、どんなコミュニティを形成していくのかが注目だ。