Pewレポート:人気ながら成長率が鈍化するFacebookとエンゲージメント率低下に悩むTwitter

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Facebookは最もポピュラーなソーシャルネットワークだ。但し、Pew Researchの最新のレポートによると、アメリカ国内における成長速度には衰えがみられるようだ。ソーシャルネットワーク全体で見ると、多くの人がTwitter、Instagram、Pinterest、およびLinkedInなど複数のサービスを利用するようになっており、すべてをまとめると昨年も利用者数が大いに伸びている。

Facebookについては、アメリカにおいて「クリティカルマス」に達したのだということが言われることもある。そしてレポートの数字を見てみる限り、確かにそうした状況にあるようだ。利用者数では、Facebookが他のソーシャルネットワークを圧倒している。但しメンバーの構成などの面で、2013年頃とは変わってきている様子だ。「年配者」の利用率が大いに高まっているのだ。

65歳以上のインターネット利用者についてみると、初めて半数以上(56%)が利用しているという結果が得られた。いまやおじいさんやおばあさんも含めて、一家揃ってFacebookを利用しているという状況にあるわけだ。

そうした状況で、19歳のAndrew Wattsの記事も生まれてきたわけだ。記事によれば、Facebookは「強制参加を強いられる面倒くさい家族会」のようなものだとのこと。ティーンにとってFacebookは、グループ機能以外には魅力のない存在であるとのことだ。「やっかいで苛つく場所」であるらしい。ネットワーク上にパパやママのみならず、おじいさんにおばあさんまでいるというのは、確かにティーンにとっては煩わしいものかもしれない。

そうした面から、Facebookが「クールではない」と言われたりはするものの、しかしアクティブ率は依然として高い数値を示している。アメリカのインターネット利用者のうち71%がFacebookを利用していて(これは2013年8月の調査と同じ)、そのうち70%が毎日Facebookを利用しているのだそうだ。こちらは2013年の63%から上昇している。さらに45%の人は、1日に何度もFacebookを利用しているとのこと。

また、アメリカにおけるインターネット利用者中、ひとつだけしかソーシャルメディアを利用していないという人(36%から28%に低下)の場合、利用しているのがFacebookであるというのが一般的だ。1つしか使っていないという人の中で79%がFacebookを利用しているのだ。

複数ソーシャルメディアを使う傾向が拡大

さまざまな面でFacebookが圧倒的な人気を誇っているわけだが、複数のソーシャルメディアを活用するという人も増えている。インターネット利用者のうち52%が2つ以上のソーシャルメディアを利用していると述べている。2013年には42%だった。

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また、若年利用者層がFacebookから完全に離れてしまったというわけでもない。たとえばFacebook保有のInstagramは若者の間でも人気のサービスとなっている。レポートによると、Instagramの利用者は前年比9%の増加となっていて、かつあらゆる世代で利用者が増加しているようだ。さらに言えば、アメリカにおける18歳から29歳のインターネット利用者のうち半数ほどがInstagramを利用しているのだとのこと。さらにそのうちの半数ほど(49%)がサービスを毎日利用しているのだそうだ。但し、Pewによればそうした傾向は2013年のうちから見えていたものではあるとのことだ。

LinkedInの利用者も増加している。そして大学卒業以上の学歴を持つインターネット利用者の中では、利用している人が50%に達したのだそうだ。TwitterおよびPinterestもさまざまな層で利用者数を増やしている。但し、Pinterestの方は相変わらず女性の比率が高いようではある。インターネットを利用する女性のうち42%がPinterestを利用しているようだ。男性の方の利用率は13%となっている。

ちなみにエンゲージメントの面でいえばPinterestとLinkedInはまだまだといった状況のようだ。Pinterest利用者のうち、毎日利用している人は17%に留まり、これは2013年からさほど変化していない。またLinkedInの方も毎日利用している人の率は13%に過ぎない。こちらも2013年から変化なしだ。

Twitterもエンゲージメントの面でみると「低下」してしまっている。「Twitter利用者の36%が毎日同サービスを使っているが、これは2013年の46%から10ポイントの低下となっている」とのこと。Twitterの知名度は高く、また利用者数でもトップ5に入るサービスだ。しかしエンゲージメント率の低下は、Twitterを巡るさまざまな問題の中でも重大なものだと言えるだろう。サインインしてから、面白そうな人を見つけてフォローする手間が大きく、結局大して利用しないうちに離れていくという人も多いようなのだ。

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調査はアメリカ国内での利用状況についてのもので、さまざまなデータを集計したものとなっている。ちなみにアメリカにおいて、18歳以上のうち81%がインターネットを利用しているのだそうだ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H

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